初心者にわかりやすい、ガンプラ(ガンダム プラモデル)の作り方をご案内。「ガンプラ120%!」

ガンダム系プラモデル、「ガンプラ」。HGシリーズを中心に、80年代の旧キット、MGも。全行程を撮影、製作・作り方を細かく公開、詳細解説!

ガンプラ 製作 徹底解説
MG 1/100 ボール Ver.Ka の作り方 -5-

発売月 2004年12月 / 価格 \1,600 ~ \2,000

このページでは、マスターグレード(MG) 1/100 RB-79 ボール Ver.Ka まだ未完ですがこの段階でデカールの貼り付けを行いました。その掲載とご案内です。

マスターグレード 1/100 RB-79 ボール Ver.Ka製作手順を最初から見る

MGボールの製作(ガンダム,プラモデル)

RB-79 ボール MG1/100 プラモデル


ここまでの段階で、本体の丸い部分や内部フレームに対し、デカールを貼っていくことにします。
実は、失敗がゆるされない緊張の連続であります。

このページでの部位完成写真
MG ボール
手前の中二センス満載なイラストはオリジナル描きです(あのころはこんなイタイの描いてた)


改良点・塗装について

説明書のまま、同じ場所に貼り付け。しかし手違いで場所間違えもしてしまいました。貼り直しは不可。しませんでした。

MG 1/144 ボール デカールの貼り方 です


MGボールの製作(ガンダム,プラモデル)

せっかく組み立てたんだけど、貼りやすくするためパーツを分解します。


MGボールの製作(ガンダム,プラモデル)

デカールを貼る位置と、貼る番号を、説明書とにらめっこしながらしっかり確認し、適当な大きさに切り取ります。


MGボールの製作(ガンダム,プラモデル)

デカールを位置決めします。


MGボールの製作(ガンダム,プラモデル)

マスキングテープを利用して固定するとよいでしょう。


MGボールの製作(ガンダム,プラモデル)

ボールペンなど、先の丸いもので、上からこすります。
デカールが徐々に保護シートからはがれて、転写されていきます。
このときうっかり保護シートごとずれたりしたら、しわ、ヒビのもとです。写真ではわかりやすいよう指をよけていますが実際はずれないようおさえてます。


MGボールの製作(ガンダム,プラモデル)

転写しおわったな、と感じたら、そっと、保護シートをはがします。
そして、だめおしで、付属されていたデカール保護用の台紙(うすいつやつやしてるやつです)をかぶせて、その上からこすります。これは必ず行ないます。
この台紙の代わりに、文具屋さんで売ってるトレシングペーパーを使ってもいいです。
実はこの保護シート自体もトレシングペーパーです。


MGボールの製作(ガンダム,プラモデル)

転写できました。
余談ですがこの行程は、カセットテープ世代なら経験ある、ラベルのタイトルシール転写と、同じプロセス。
マーキングシール


MGボールの製作(ガンダム,プラモデル)

MGボールには、デカールともうひとつ、マーキングシールが付属されています。
マーキングシールは、文字通りシールです。
たとえば先述のデカールは、転写式なので、文字やマークだけがボディに移されていきます。


MGボールの製作(ガンダム,プラモデル)

それに対し、マーキングシールは転写式ではなく、ステッカータイプ、つまりシールみたいにはくり紙をはがして貼るといった、従来のシールです。
よって、余白ごと貼ることになります。


MGボールの製作(ガンダム,プラモデル)

MGボールの製作(ガンダム,プラモデル)

そこで、マーキングシールは、できるだけ、余白をギリギリにまで切って、必要な文字やマークだけを貼るように心がけたいですね。
とはいうが、こんな小さいマークをさらに細かくしろといっているようなもの。


MGボールの製作(ガンダム,プラモデル)

貼ります。
シールをはるときは、まえもって1/4くらいはがし、はくり紙(はがした台紙のこと)を切っておきます。


MGボールの製作(ガンダム,プラモデル)

そして、位置決めします。
このときに、1/4くらいはがしたシールを貼付け、固定させます。
それから、全体的なバランスをみたり、水平・垂直のずれを微調整します。


MGボールの製作(ガンダム,プラモデル)

はくり台紙をすべてはがし、シールを貼りつけます。


MGボールの製作(ガンダム,プラモデル)

貼りおわりました。
だめおしで、さっきの過程と同じ、トレシングペーパー台紙を重ねてこすりつけ、粘着を強めておきます。


MGボールの製作(ガンダム,プラモデル)

小さいシールは、ようじなど先のとがったもの(写真ではカッターの先端、私としては実はこっちのほうが貼り付けやすい。危険だけど)などにくっつけて乗せて、それからはりつけると位置決めがやりやすくなります。


MGボールの製作(ガンダム,プラモデル)

この要領で、説明書にあるように、お好みでアレンジして、デカールおよびマーキングシールを貼っていきます。
デカールの貼り付け失敗のことにも触れておきます


MGボールの製作(ガンダム,プラモデル)

デカール失敗のトップ3、
貼る過程での破損、切り取ったデカールを紛失、貼る場所のマチガイ。
デカールは一発勝負。もし失敗したら、セロファンテープなどで失敗デカールをはがし(この時点でデカールは再利用不可能)、あたらしいデカールで再度はりなおすことになるのですが、たいてい予備がないので、パーツとりよせなどの手間になります。
実は私は場所を間違えました。本体の横に貼られた、EFSF(地球連邦)のマーク。


MGボールの製作(ガンダム,プラモデル)

左と右、まちがえてる。


MGボールの製作(ガンダム,プラモデル)

しかし、前述したとおり、もうはりなおしはできない・・・・・
仕方なく、このままでいき、本来貼る位置だった場所にはさみしく余白となることに・・・・
それもさみしいから、いっそのこと、小隊のオリジナル紋章でもかきこんじゃえ、と


MGボールの製作(ガンダム,プラモデル)

で、こうなりました・・・・・
もしかしたら、パーツはずさずに貼っていればこの失敗ふせげたかもしれません・・・
ですがそもそもガンプラのデカールやシールなんて、お好みで好きなところに貼ってもいいです、な感じで付属されてますから、多少の失敗は開き直って行くのが一番だと、のちに気づきました。

次は、腕部分、マニピュレーターを製作し掲載致します。