「ガンプラ」全行程を撮影、製作・作り方を細かく公開しています

ガンプラ 製作 徹底解説
HGUC 1/144 メッサーラ の作り方

発売月 2013年6月 / 箱掲載価格 3,000円(税別)

機動戦士Zガンダム登場、HGUC 1/144 メッサーラ。(機動戦士Zガンダム  1/144スケールプラモデル)
発売は2013年6月、予約して購入しました。このHGUCは1/144なのでボリュームあります。でかいです。
そのHGUCメッサーラの作り方、製作手順を細かく掲載致します。

HGUC メッサーラ(ガンダム,プラモデル)

メッサーラ HGUC1/144 プラモデル

機動戦士Zガンダム登場、ジュピトリスで建造された、モビルスーツへ変形も行える可変型モビルアーマー。

大きな推進ユニットは木星の高重力圏での活動を前提に設計されたもの。
主な搭乗者はパプテマス・シロッコと、彼が目にかけた女性兵士(サラ・ザビアロフとレコア・ロンド。例外としてサラをフォンブラウン市へ運んだ際に一般兵士が操縦) 

劇中では多数のエゥーゴ側MSを撃破、カミーユのZガンダムはもちろん、ガンダムMkIIのエマ、メタスのファとも交戦、損傷はあるものの撃破されずに生還しています。

のちにシロッコは自分のMSをジ・Oへ、レコアはパラスアテネ、サラはポリノーク・サマーンへ移行したため、以後の運用は不明・・・


箱写真

完成写真

HGUC メッサーラ(ガンダム,プラモデル)

HGUC メッサーラ(ガンダム,プラモデル)
モビルアーマー形態。腕は一度外して、MA用関節パーツにさし替えて再接続という手間はあるもののそれほど複雑ではないように思いました。
MAで飾る場合は付属のディスプレイスタンド必須です。

ほとんど、パーツ色に合わせた塗装を施しているので、無塗装でもおよそこれと同じ見栄えになると思います。
消す必要のある合わせ目は何カ所かありました。


改良点・塗装について

2対6基の大きな推進バーニアの内側の赤、ここは塗装必須のようです。
HGUC メッサーラ(ガンダム,プラモデル)

頭部には目立つ合わせ目消し箇所がありました。パテで埋めて消しました。
hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

ツメなど肉抜き(中が空洞)パーツがいくつかあり、エポキシパテを使い埋めました。
hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)
hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

腕と脚の動力パイプは独立しておらず2本連結状態でのパーツ成形です。切り取るのもひとつの手段ですが間をボディカラーと同じ色で塗装することで対処しました。
hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

その他にも、部分的に塗装をすべき箇所がありました。
詳細は解説ページに載せました。

それ以外はとくに気にしなくてもパーツの発色はよさそう。
(一応本体自体も塗装はしていますが必須過程のような掲載はしていません)

一部、塗装色を説明書の指示ではない類似色を使っています。

その他の必須工具

  • ニッパー
  • タミヤセメント(合わせ目消し用)
  • 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
  • ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
  • 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)

今回はこのガイドの指示通りの色で塗っておりませんのでご了承くださいませ

パーツ一覧

 

hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

 

hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

 

hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

 

hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

HGUC 1/144 メッサーラ 胴体部の作り方・製作手順 の 解説です

[1]
hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

HGUCメッサーラの胴体は、変形の構造上etcの理由と思われますが上半身・腰部が分けられておらず一体化されています。
左写真のパーツは、MA形態時に機首、MS形態時に胴体前面にあたる部分。
左右を貼り合わせます。
このパーツの合わせ目はほとんどが隠れるので消す必要はないのですが、一部ですが、合わせ目を消す露呈部分があります。

[2]
hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

眼みたいな部分はピンクで塗装ですが、
シールがついてます。
私は、ここ、エナメルカラーのシルバーを下地に塗り、
上から水性ホビーカラー蛍光ピンクを重ね塗りして、ほんの少しメタル感を出してみました。

[3]
hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

もうひとつの胴体パーツを貼付けます。
合わせ目は消しませんでした。

[4]
hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

背面には、ABS樹脂の灰色パーツを差し込む場所があります。
この灰色パーツは、MS←→MA変形時にスライドするこのパーツの連結部の役割を果たしています。

[5]
hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

先端の空洞、ここは本来埋まっていないといけない部位ですので、
エポキシパテ等で埋めます。
パテを使うと塗装が必須になってしまいますが、
今回はすべて塗装処理を行っているので、使うことにしました。
ちなみに無塗装で組み立てる場合は埋め処理は無視しちゃってます。
両サイドに触角のようなパーツ2本は、その後に差し込みます。

[6]
hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

ここからは別パーツを仕上げます。
さっきまで組み立てた胴体パーツを挟み込むパーツなのですが、
ポリキャップを1個と、ABS樹脂の筒状パーツ(脚部が差し込まれる部分)を差し込みます。

[7]
hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

そしてさっき組み立てた胴体パーツを挟み込みます。

[8]
hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

変形時の稼働パーツ(灰色)を差し込みます。向き注意。
これにはスミ入れを施してあります。
そして反対側をはり合わせます。

[9]
hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

腕用のポリキャップを、左右はめ込みます。
向き注意です。
そのあと外殻パーツをはめこみます。

[10]
hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

その両端にさしこまれる、腕をつなぐ関節パーツです。が、
このパーツの裏側はご覧のように肉抜け状態になっており空洞です。
ここへパテを埋めて平らにします。
しかし全部埋めてしまうと、ディスプレイにとりつけて保管ができなくなってしまいます。
私はこれをすべて完成させてから気づきましたので、後の祭りでした。

[11]
hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

さしこむ場所は、ここ。
向き注意です。

[12]
hguc メッサーラ プラモデル(ガンダム)

これで胴体は完成です。

次のページでは、頭部の組み立てを全掲載・解説します。