HGUC 1/144 Zガンダム プラモデルの解説
箱写真
完成写真
ここに掲載されているHGUC 1/144 ゼータガンダムは、GUNPLA
EVOLUTIONS PROJECT
(ガンプラ・エボリューション・プロジェクト)と称して従来製品を新しく開発し新金型にて発売されるガンプラの第一弾。
2017年4月に発売されました。
初期の製品と比較して、プロポーションの再考、ギミックの追加(ハンドグレネード)などさらにクオリティが上がり、価格も従来品と大差ない設定となっております。
反面、変形に寄る大量パーツ差し替えなどは変わらぬまま、またプロポーションを優先したため首の可動範囲が狭くなった等のネガポイントもあります。
○旧HGUC完成品との比較
旧HGUCと比較してかなりグレードアップ・ディテールアップされているようです。
1・デザイン
あちこち、異なる箇所があるようです。
頭部比較。
EVOLUTIONはやや面長で、旧のは表情がキツ目。
両頬がEVOは長い。そのせいでほとんど頭部回転ができません。
胴体部。
EVOの方が前に突出。首の黄色いエリ部分も、旧のものよりEVOが長く占めてます。そのせいで首が回転しづらいのですね。
ウェイブライダー
背中のウェイブライダーも、EVOのほうが広い。
シールドとなるノーズ部も厚みがかなり異なっています。
2・ギミック
腕のランチャーは、旧HGUCにはなかったもの。
の装着用突起部は、今回のEVOでは収納できるようになりました。旧のHGUCはでっぱったままで、手持ちのときに邪魔、切り落としたりしてました。
後ろのアーマーに稼働構造が追加。旧は固定されています。
○変形について
従来品だったHGUC
Zガンダムと同じく、新生版も完全変形ではありませんでした。
今回のGUNPLA EVOLUTION
PROJECTの製品もパーツの差し替え、というよりはウェイブライダー用土台パーツへ再配置、でウェイブライダーへ造形できます。(もはや変形とは言えないかもしれません)
おそらくHGモデル、1/144スケールプラモデルとしてこれがギリギリなんでしょうね。生産コストの高騰やパーツ数の増加、組み立て難易度なんかも含めて。
とくにありませんでした。セオリー通り、パーティングラインや合わせ目を消す作業は行っています。
ボディカラーの青は、このパーツ色の青よりも明るい青な気がしますので、塗りました。
目のまわりのフチの黒はスミ入れの要領で、ハケタイプのエナメルカラーを使用。
合わせ目を消すアーマーの裏側は、グレーで塗りました。このほうがメカが詰まっている感がでるからです。
↓
シールがある箇所は極力使用しましたがかえってやりにくい部分は塗っている箇所もあります。
その他、シールがなくワンポイントで塗る箇所もありました。とくに黄色い部分。
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ペーパーがけ面はポリシングクロスで完全に消してます。
装甲板裏面は水性ホビーカラー、H-69 RLM75グレーバイオレットを塗りクオリティを上げてます。
RLM75グレーバイオレット。 Mr.カラーにも同色あります。
パネルライン(=パーツに形成された装甲のつなぎ目みたいなスジ線を指します)へのスミ入れ は、超極細ペンのコピックマーカー0.02(文具店で入手)と、ハケ付きエナメルカラースミ入れ用 を両方使用。
エナメルカラー(上)、コピックマーカー(下)その他の必須工具
- ニッパー
- タミヤセメント(合わせ目消し用)
- 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
- ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
- 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)
今回はこのガイドの指示通りの色で塗っておりませんのでご了承くださいませ
CG合成/デジラマ
製作開始 作り方手順 徹底解説 (HGUC Zガンダム)
パーツ一覧 | |
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パーツ一覧です。 クリックorタップで別表示します。 |
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HGUC 1/144 Zガンダム 胴体・上半身部の作り方・製作手順 の 解説です |
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① |
さすがエボリューションと名するだけありパーツ数も多いです。 まずは腹部の関節部から。 細かい組み立て部品が複数あります。 |
② |
腹部パーツです。 上下を重ねて・・・・・ |
③ |
さっき組み立てた関節パーツを差し込みます。 |
④ |
かわって、胴体背中側。 フレームに値する箇所です。 |
⑤ |
背中パーツ。 事前に、青を塗り直し、そして裏面はグレーで塗りました。 水性ホビーカラー使用。 |
⑥ |
スミ入れもしておきます。 その後背中パーツを、フレーム側へ差し込みます。 |
合わせ目消し部分はペーパーがけを320番→600番→1000番→2000番と行った後、ハセガワ・ポリッシングクロスのから拭きで完全にペーパーがけ跡を消してならしました。
スーパーポリッシングクロス (TT23) |
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⑦ |
肩パット。内側のメカ構造っぽい箇所にはグレーを塗ってみました。 |
⑧ |
ここからは、肩パットみたいな箇所を組み立てます。 まず2この関節パーツをつなぎます。 |
⑨
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それを肩パットの裏側から差し込みます。 肩パットは左右でパーツ番号が異なっております。 |
⑩ |
胴体の、写真矢印の楕円の穴へ、 肩パットを押し込みます。 かちっと音がしたら押し込み完了。 |
⑪ |
ここまでできました。 |
⑫ |
首のパーツ。 生産材料節約のための肉抜き箇所があります。 後ろから見たらからっぽな見た目なので、 エポキシパテで埋めることにます。 参考→1/144によくあるパーツの空洞をパテ埋め |
⑬ |
新たにランナーから切り離したフレームパーツへ、腹パーツをつないでいきます。 |
⑭ |
パテ埋めをして色も塗った、首パーツも。 前後の向き間違い注意です。 |
⑮ |
組み立ていておいた背中側部位を差し込みます。 しっかり密接させないと、隙間があると首パーツが外れ落ちます。 |
⑯ |
ここからは、前の部分の組み立てにまいります。 |
⑰ |
胸部。 組み立てます。 |
⑱ |
この段階で、これから青く塗ります。 |
⑲ |
黄色いインイテーク部。オレンジが強かったので塗り直しました。 水性ホビーカラーで、あらためて色を調合。 それを胴体胸パーツへ。左右の向きに注意です。 |
⑳ |
えりの黄色パーツを、かぶせます。 この黄色も塗り直しております。 |
㉑ |
赤いコクピットハッチもつなぎます。ただ押し込むだけです。 この赤は塗ってません。 |
㉒ |
胸部を胴体へ。 ピントずれすみません。 |
㉓ |
胴体・上半身部が完成しました。 |
次のページでは、頭部の組み立てを全掲載・解説します。 |