MG 1/100 ガンダム・バルバトス プラモデルの解説
完成写真
付属装備はメイスのほかに、太刀、300ミリ滑腔砲。
持つ拳の手首稼働が範囲広いのでポージングやりやすいです。
太刀を持つ拳はメイスのと同じパーツを使います。
300ミリ滑腔砲。重さがあるので背中のバックパックと連結させて構えます。安定させる位置決めが手間かかります。
それぞれの装備は背中に固定装着できます。
ガンダムフレームを構成しているパーツは素材が軟質なので、塗装などで持ち手にする用の、この写真のようなワニ口タイプのクリップではさむといとも簡単に跡がついて傷になってしまいます。
なので使用せず、平たい面ではさむタイプのクリップを使用しました。
今回、塗装せずパーツ色のまま活かした部位は、
・ガンダム・フレーム
・本体ホワイト
・本体レッド
塗ったのは、
・本体濃青
・イエロー
・各種
です。(製作過程段階で変更する時もございます)
塗装しなかったパーツの切り取り跡や、消去した合わせ目跡などのペーパーがけ面はポリシングクロスで完全に消してます。
<PR>
ハセガワ・スーパーポリッシングクロスでから拭きするだけで、ペーパーがけ跡のザラザラ部が消せます。
Amazon.co.jpでも普通に入手できます。
装甲板裏面の塗装は定番ですが今回は塗っていません。「ナノラミネートアーマー」設定だと都合よく解釈しています。
ただし一部の関節部位につきましては水性ホビーカラー、H-68
RLM74グレーグリーンを塗りました。塗った箇所については個々のページにて説明しています。
Mr.カラーにも同色あります。
パネルライン(=パーツに形成された装甲のつなぎ目みたいなスジ線を指します)へのスミ入れ は、超極細ペンのコピックマーカー0.03(文具店で入手)と、ハケ付きエナメルカラースミ入れ用 を両方使い分けました。やりやすさ・やりにくさ、でペンでなぞるかエナメルカラーを流し込むかを決めました。
エナメルカラー(上)、コピックマーカー(下)
その他の必須工具
- ニッパー
- タミヤセメント(合わせ目消し用)
- 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
- ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用、320,600,1000,2000)
- 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意しました)
今回はこのガイドの指示通りの色で塗っておりませんのでご了承くださいませ
製作開始 作り方手順 徹底解説 (MG ガンダム・バルバトス)
パーツ一覧 (タップして大きく表示) | |
---|---|
ポリキャップはありません。 | |
パーツは組み立ての前に洗うことをおすすめします。参考:開封したらまずパーツ洗浄 | |
|
|
MG 1/100 ガンダム・バルバトス ガンダムフレーム・胴体・上半身部の作り方・製作手順 および 解説です |
|
① |
ガンダムフレームは塗装なし、スミ入れとつや消しクリアーを塗るのみで仕上げました。 ギザギザ部分へのスミ入れにはタミヤ・エナメルカラースミ入れ用ハケ付きが便利なので使用しました。 |
②
|
塗装やスミ入れのときの持ち手用に使うクリップですが、写真のようなワニ口は使わないほうが無難です。 ガンダムフレームに使われているパーツの素材が軟質で、挟んだ跡がキズとなり残ってしまいます。 クリップは面で押さえるタイプのを使用しました。 |
③ |
肩のあたりを構成する、円盤状のフレーム部を仕上げます。まずはこの部位、腕が接合される付け根にあたる部分ですが、組み立てます。 |
④ |
リング状のフレームパーツ、これはエイハブ・リアクター。ここへ差し込んで、約30度回転させると固定します。 |
⑤ |
これも、エイハブ・リアクターの部位。 ここには、パーティングラインと呼ばれる、生産上発生した不要なラインがありますので、これをペーパーがけ等で消去します。 |
⑥ |
これは先程とは別のパーツ。銀色の棒状パーツはいわゆるダンパー(サスペンション)に相当する部位を司ります。 先端の球体部分をはめこみます。 |
⑦ |
その上から、さきほどのエイハブ・リアクターパーツをはめこみます。が、このパーツの向き、間違えないよう気をつけて。 |
⑧ |
そして、組み立てておいた肩に相当する部位をつなぎます。 |
⑨ |
下側にパイプ状のつなぎパーツがあります。これを忘れずに。 |
⑩ |
このエイハブ・リアクターは2個作成します。 パーツ番号が違うのでひとつずつ組み立てるほうが間違いを防ぎやすいです。説明書もそのように記載されています。 |
⑪ |
それらをつなぐ接合パーツを差し込みます。 |
⑫ |
かわってこれは背中の芯に相当する部位。2つのパーツをつなぎますが、ちょっとかたいです。 |
⑬ |
同じく背柱パーツ。 |
⑭ |
そしてこの2つの部位をつなぎます。 |
⑮ |
エイハブ・リアクターへ。 |
⑯ |
この銀の棒も、ダンパーになる箇所。 わかりにくいですが写真の矢印のところに差し込み穴があります。 |
⑰ |
これでもう片側のエイハブ・リアクターをつなぎます。 その時に銀棒が外れやすいので注意です。 |
⑱ |
ここまでできました。 |
⑲ |
これより、背中のダンパーを仕上げていきます。 |
⑳ |
ダンパーパーツにはパーティングラインがついていますので、ペーパーがけで消します。 小さいパーツゆえ紛失注意。 |
㉑ |
銀棒の部分へ、差し込みます。 |
㉒
|
ダンパーパーツには2箇所の穴がありますが、 この穴と、写真に記してある突起部とを連結させます。 |
㉓
|
同じ要領で、腹部にあたる2箇所のサスペンションも。 |
㉔
|
その後も、パーツ接合をつづけます。 |
㉕ |
ここからは三日月オーガスの塗装です。 とにかく小さいので超極細の筆で根気よく塗ります。 |
㉖ |
背中の阿頼耶識も再現されていますが、バルバトスに座らせた時点で隠れてしまいますので塗ってもあまり意味ありませんでした。 |
㉗ |
座らせるパーツとの接合には接着剤を使って固着させることをおすすめします。外れたら再接合が厄介です。 |
㉘ |
コクピット部を仕上げます。 |
㉙ |
次にこれはフレーム部のコクピットハッチ。アンダーゲートと呼ばれる、パーツがくっついているゲートと呼ばれる箇所がパーツの真横ではなく下側にてくっっいています。 切り取る際には二段階で行います。説明書に詳しく記載ありますので一読をおすすめします。 |
㉚ |
コクピットハッチを接合します。開閉機構はなく取り外すだけです。 |
㉛ |
その下側から、さきほど三日月オーガスを中に入れて作ったコクピット部位をつなぎます。 |
㉜ |
胴体フレーム部と接合します。 |
㉝ |
ここまで、できました。 |
㉞ |
肩の関節にあたるフレーム部の、銀棒状のパーツを2つ、差し込みます。 |
㉟ |
この2つの銀棒パーツは同じ番号のものです。 |
㊱ |
その上から銀棒を固定させるのを兼ねたこのパーツをつなぎます。 なおこの組立は左右行います。同じ行程なのでもう片側の撮影と掲載は略します。 |
㊲ |
上を向いている銀の棒パーツへ、筒状のパーツを差し込み、肩の丸穴のところにつなぎます。(写真の黄色い矢印) |
㊳ |
正面からみた写真。 |
㊴ |
首関節のとこです。ここにも銀棒があります。つなぎます。 |
㊵ |
次にパイプ部位。向きに気をつけて。 |
㊶ |
差し込んだ部位に間違いがないかを確認して、もう片側を合わせます。 |
㊷ |
それを胴体フレームへ。 先にパイプを背中の2箇所の差し込み穴(写真の矢印)に差し込んでから、首関節本体を胴体へ押し込みます。 |
㊸ |
後頭部にある銀棒に、筒状のパーツをかぶせて、胴体へはさみこませます。 このあたり似たような組み立てが続き写真も識別しづらいですがご勘弁くださいませ。 |
㊹ |
バックパックが接合される突起部です。差し込みます。 |
㊺ |
その上からさらに追加接合が2つ。 |
㊻ |
さらに銀棒への筒パーツ接合が左右にあります。これが最後の行程。 |
㊼ |
これでフレーム部が完成しました。 |
続きは別ページにて。 胴体の外装部と、頭部を作成し掲載します。 |