「ガンプラ」全行程を撮影、製作・作り方を細かく公開しています

ガンプラ 製作 徹底解説
HGUC 1/144 ゼータガンダム(初回版) の作り方

発売月 2003年10月 / 標準小売価格 1,600円

かなりあとになって、思い出したかのように購入した、機動戦士Zガンダムの後半主役MS、MSZ-006 ゼータガンダム、このHGUC 1/144スケールプラモデル。HGUCゼータガンダムの製作を画像とともに解説します。

なおご了承いただきたい点が1つ、私はこの製作途中で体調をくずし、差し替え用ウェイブライダーの過程が怠ってしまいました。掲載も省かせていただいております。なにとぞご了承ください。もうひとつ。昔の掲載ものゆえ、かなり私の組み立て方が雑です。
ガンプラ エボリューション プロジェクト HGUC 1/144 新生版 ゼータガンダム(2017年製品)も掲載中》

HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

ゼータガンダム HGUC1/144 プラモデル
(これはCG演出で、初回版HGUCプラモデルにはグレードランチャーはついていませんでした)

機動戦士Zガンダム後半21話より登場の本当の主役機。TV版では第21話より最終話まで、それまではガンダムMkIIが主役機として引っ張っていました。

いわゆる「ガンダム顔」とは一線を画する独特なデザインで、初お披露目(私の場合月刊ニュータイプの表紙を飾ったのが初閲覧)なったときは意外性に驚きました。

ウェイブライダーへの変形機構を持つのはご存知かと思われますが、この変形機構をもったデザインがゆえに決定稿がなかなか出ず登場が遅くなってしまった、らしいです。私はダンバインやエルガイムで主役メカが半年持たない現象にみまわれたのでそれなら最初から出さずにいよう説にも一理あると思いました当時。


箱写真

完成写真

このHGUCモデルもウェイブライダーへの変形が可能ではありますが、かなりのパーツ換えを行うこととなります。それだけ、パーツ数も多く、組み立ても複雑になってます。
とくに、箇体と箇体をつなげるためのジョイントパーツが多いですね。


改良点・塗装について

赤と黄色と白のパーツの色合いはとくに気にならないくらいいい色合いだと思いましたが、
青のパーツが、ちょっと濃いのでは???ていう気がしましたので、
塗装を行うことにしました。
そのついでに、ほかの色も(質感統一のため)塗装しています。

至る所に姿勢制御スラスター口があり、そこへは内側を黄色、奥を黒で塗装が必要でした。

 

ハセガワ・スーパーポリッシングクロスでから拭きするだけで、ペーパーがけ跡のザラザラ部が消せます。

Amazon.co.jpでも普通に入手できます。

装甲板裏面は水性ホビーカラー、H-69 RLM75グレーバイオレットを塗りクオリティを上げてます。

RLM75グレーバイオレット。 Mr.カラーにも同色あります。

パネルライン(=パーツに形成された装甲のつなぎ目みたいなスジ線を指します)へのスミ入れ は、エナメルカラー を使用。

エナメルカラー(上)、コピックマーカー(下)

その他の必須工具

  • ニッパー
  • タミヤセメント(合わせ目消し用)
  • 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
  • パテ(空洞埋め整形む用)
  • ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
  • 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)

このカラーガイドは新生版に掲載しているものを載せています。色的には同じはずです。

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パーツ一覧

HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

 

HGUC 1/144 Zガンダム 胴体・上半身部の作り方・製作手順 の 解説です


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

胴体は変形機構があるのでパーツ数も多く複雑です。
まずてがけるのは、胸部の、正面側パーツ。パーツ裏面を内部メカ演出用にブラックで塗装しておきます。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

これは、胸部と背中パーツとをつなぐためのジョイント用フレームパーツ。
このパーツには、パーティングラインがはしっていますので、消します。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

一応、説明書にて指定された色で塗装します。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

フレームパーツを、2ことも差し込みます。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

中央の穴にも、別のフレームパーツを接着します。
このパーツも、前もってパーティングラインを消し、グレーで塗装しています。
向きに注意。まちがえると、このあとで作るコクピット部(赤いやつ)が差し込まれません。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

上から本体パーツを貼り合わせます。
合わせ目は消します。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

その後、ゼータガンダム指定の青で塗装、&スミ入れを行ないました。
説明書にはこの青はコバルトブルー60%、インディブルー40%とあります。
が、ゼータの青はもっと明るいブルーではないか、と、思うので、今回はインディブルー100%で塗装しました。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

次は、胸部インテークを仕上げます。
内部は黒またはグレーで、エナメル系の塗料もしくはガンダムマーカーなどで塗装します。
全体の黄色はイエロー90%、オレンジイエロー10%という配合と説明書にかかれてありました。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

インテークを胸部へ。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

接着剤は無理しして塗らなくても大丈夫のようでした。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

ここまでできました。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

次は、コクピット部の組み立てです。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

裏側にはめこまれるグレーのパーツをはめこみます。
さきにグレーで塗装してます。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

そして胸部へ差し込みます。見苦しい汚し塗装、申し訳ありません。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

今度は、背中。
全体をゼータの青で塗装します。
裏面は、つや消し黒で。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

その背中パーツの裏面へ、フレームパーツを接着します。
パーティングラインを消します。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

裏面のほうへつなぎます。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

その背中へつながれるジョイント用のパーツです。
グレーで塗装し、ポリキャップをはめこみます。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

それを背中へさしこみます。
けっこう、カタイです。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

こんなふうになります。
この段階で、これら青系のパーツはいったんおきます。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

次は、胴体の土台になる部分を組み立てます。
ポリキャップを表側、背中側にそれぞれはめこみます。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

胴体を接合・接着します。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

ただし、このわきばらの部分の合わせ目は消さず、ディテールラインとして生かすので間違えて合わせ目消しをしてしまわないように注意です。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

合わせ目を消す前に。
この六角形の内壁の空洞をなんとかしようと思います。
パテで埋めることにしました。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル) 

この面は合わせ目消しをします。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

次は、背中にさしこまれる、ウェイブライダーの主翼がさしこまれるパーツです。パーティングラインを消します。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

背中にさし込みます。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

そして、組み立てておいた背中の青いパーツを、胴体背中側、ポリキャップ穴へさしこみます。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

白い胴体パーツをはさみこむような感じで、胸パーツを、はめこみます。
さっきくっつけた背中パーツの、ジョイント部へカチッと。


HGUCゼータガンダムの製作(プラモデル)

胸パーツを下方へおりたたんで、胴体が完成しました。

次のページでは、頭部の組み立てを全掲載・解説します。