「ガンプラ」全行程を撮影、製作・作り方を細かく公開しています

ガンプラ 製作 徹底解説
HGUC 1/144 ザクII改 [ガンダム0080ポケットの中の] の作り方

発売月 2008年5月 / 小売価格 1,200円(税抜)

OVA機動戦士ガンダム0080[ポケットの中の]登場、ジオン軍MS、MS-06FZ「ザクII改HGUC 1/144プラモデルの作成手順をすべて撮影、完成画像および作り方を細かくご案内いたします。

HGUC ザクII改 (ガンダム)

ザクII改 HGUC1/144 プラモデル

 

OVA機動戦士ガンダム0080ポケットの中のにて、ジオン軍の主力モビルスーツとして登場。早い話がバーニィが乗ってたザクです。もともとはOVA用にデザインを一新した、MS-06ザクIIと同一機種の予定でしたが最終的に別機体となりました。改というのは、旧式化になりつつあったザクIIの機体性能を、最新のMS技術を適用し向上させたリファイン機。という設定。形式番号からFZ型 とも呼ばれています。


箱写真
ザク 0080

完成写真

ヒートホーク装着前です

頭部はBタイプというヘルメット型もついていて、自由にチェンジ可能です。
マシンの両手持ち狙撃体制はちょっときつい。


改良点・塗装について

今回ボディカラーを一部塗っておりますが解説上では塗らなくても通しで閲覧できるよう、塗装解説は極力控えております(ゼロではありません)

また、無塗装パーツにおいてもつや消しクリアーとスミ入れだけは行っております。

モノアイはシール使用。

合わせ目を消す箇所もありました。

バーニア、姿勢制御スラスター(噴射口)の内側の赤はモンザレッド100%(説明書のカラーガイド通り)で塗っております。
エナメルの白を下地に塗ってからの、水性ホビーカラー筆塗りです。

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ペーパーがけ面はポリシングクロスで完全に消してます。
ハセガワ・スーパーポリッシングクロスでから拭きするだけで、ペーパーがけ跡のザラザラ部が消せます。
 
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装甲板裏面は水性ホビーカラー、H-69 RLM75グレーバイオレットを塗りクオリティを上げてます。

RLM75グレーバイオレット。 Mr.カラーにも同色あります。

パネルライン(=パーツに形成された装甲のつなぎ目みたいなスジ線を指します)へのスミ入れ は、超極細ペンのコピックマーカー0.03(文具店で入手)と、ハケ付きエナメルカラースミ入れ用 を両方使用。

エナメルカラー(上)、コピックマーカー(下)

その他の必須工具

  • ニッパー
  • タミヤセメント(合わせ目消し用)
  • 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
  • ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
  • 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)

今回はこのガイドの指示通りの色で塗っておりませんのでご了承くださいませ

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パーツ一覧 (タップして大きく表示)

 

HGUCザクII改,ガンダム

HGUCザクII改,ガンダム

 

HGUCザクII改,ガンダム

HGUCザクII改,ガンダム

パーツは組み立ての前に洗うことをおすすめします。参考:開封したらまずパーツ洗浄  

HGUC 1/144 ザクII改 作り方・製作手順解説 胴体・上半身部


ガンプラ,ザクII改

腕が差し込まれる付け根あたりの部位、グレーで塗りました。


ガンプラ,ザクII改

ガンプラ,ザクII改

まず最初にポリキャップを2つ、差し込みます。


ガンプラ,ザクII改

そしてもう片方の胴体パーツに(背中側)、首ポリキャップを差し込みます。四角い孔が空いていますのでそれが後ろを向くように、向きを注意して差し込みます。


ガンプラ,ザクII改

腕関節を組み立てます。グレーの関節パーツに、ポリキャップを1個差し込みます。


ガンプラ,ザクII改

それを首パーツをつけた側の胴体へ。
左右差し込みます。パーツ番号違いますので場所間違いに注意です。


ガンプラ,ザクII改

そして胴体をあわせます。
このときできる合わせ目は消しません。


ガンプラ,ザクII改

この接合が硬いのは、腕関節ポリキャップがなかなか差し込みれないためです。
腕関節の突き出た棒を上下に動かいながら力を加えて押し込んで行くと入ってくれるようになります。


ガンプラ,ザクII改

首のあたりの外郭パーツを差し込みます。


ガンプラ,ザクII改

腹部位を差し込みます。


ガンプラ,ザクII改

コクピット。色分けされています。ハッチの赤と、その外側の濃い青のパーツをそれぞれ貼り合わせます。


ガンプラ,ザクII改

ガンプラ,ザクII改

  コクピット部位を胴体へつなぎます。


ガンプラ,ザクII改

  ここからは、背中のバックパックスラスターの製作です。
上下パーツを合わせます。


ガンプラ,ザクII改

上部にある黒い穴2か所はマーカーで黒く塗りつぶしました。


ガンプラ,ザクII改

  つぎにスラスター。内壁は赤(モンザレッド)で塗る必要がありました。
まず下地にエナメルカラーで白く塗ります。こうすることで重ね塗る赤が映えます。赤で使う塗料は水性アクリルですので、重ね塗っても溶け出さないエナメルカラーを下地に使っています。


ガンプラ,ザクII改

さらにその奥はマーカーで黒く塗りつぶしました。


ガンプラ,ザクII改

スラスターは3つ差し込みます。うち左右は同じパーツ番号です。
丸い穴へ差し込みます。


ガンプラ,ザクII改

ただ差し込むだけではちょっと不安でしたので裏面から接着剤をつけて硬化させてます。


ガンプラ,ザクII改

そして真ん中のスラスターを差し込みます。差し込み形状が違いますのですぐわかります。
そしてこれも裏面から接着剤を塗りました。


ガンプラ,ザクII改

これでバックパックは完成しました。背中へ取り付けます。


ガンプラ,ザクII改

胴体・上半身が完成しました。

次のページでは、頭部の組み立てを全掲載・解説します。