HG 1/144 ガンタンク初期型 プラモデルの解説
箱写真
完成写真
無限軌道をこのようにハの字状にして、機動力を上げる構造が再現できます。
腕にあたる4連装機関砲も、腕とほぼ同じ可動範囲。
肩のキャノン砲はそれほど上方向へ向けられません。
頭部コクピットは開きません。
無限軌道は一体型固定パーツ。当然動かせません。
あくまでディスプレイモデルとしての製品のようです。
スミ入れは0.03コピックペンの黒でなぞり、腹部など設定と違うなど、必要な箇所にのみ塗装を筆塗りで行っています。
高度な改造や技術は取り入れておりません。素組みに毛がはえたぐらいの感覚で見てくださるとありがたく思います。
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ペーパーがけ面はポリシングクロスで完全に消してます。
ハセガワ・スーパーポリッシングクロスでから拭きするだけで、ペーパーがけ跡のザラザラ部が消せます。
Amazon.co.jpでも普通に入手できます。
装甲板裏面は水性ホビーカラー、H-69 RLM75グレーバイオレットを塗りクオリティを上げてます。
RLM75グレーバイオレット。 Mr.カラーにも同色あります。
パネルライン(=パーツに形成された装甲のつなぎ目みたいなスジ線を指します)へのスミ入れ は、超極細ペンのコピックマーカー0.03(文具店で入手)と、ハケ付きエナメルカラースミ入れ用 を両方使用。
エナメルカラー(上)、コピックマーカー(下)その他の必須工具
- ニッパー
- タミヤセメント(合わせ目消し用)
- 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
- ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
- 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)
今回はこのガイドの指示通りの色で塗っておりませんのでご了承くださいませ
製作開始 作り方手順 徹底解説 (HG ガンタンク初期型)
パーツ一覧 | |
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パーツは組み立ての前に洗うことをおすすめします。参考:開封したらまずパーツ洗浄 | |
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HG 1/144 ガンタンク初期型 胴体下部の作り方・製作手順 および 解説です |
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① |
このパーツは、無限軌道部(キャタピラという方が伝わりやすいのですが商標なので無限軌道という言い方をしています) と本体部とを接合する関節パーツです。 パーティングラインがゲート跡とともにあるのでペーパーがけで消します。 |
② |
先端に、ポリキャップをはめ込みます。 |
③
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本体・下側のパーツの、左右へ差し込みます。 |
④
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上から本体・上部パーツを貼りあわせます。 合わせ目消しは不要。 今回は塗装なし、スミ入れのみ行っていますが、 そのスミ入れも従来のエナメルカラー流し込みではなくもっと手軽なマーカー引きで行っています。 私が好んで使うペンは、コピックというメーカーから販売されている、0.03ペン。 このくらい細ければ、たいていのモールド(ミゾで表している線)に入り込んでなぞれます。 はみ出たら、乾く前に指でこすれば消えてくれるので修正もラク。 |
⑤
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小さいパーツを付け足していきます。 まずは3連装機**から。 機**の先端、先端部部は黒く塗りつぶして、先端部っぽくしておきます。 それから本体部へ差し込みます。 |
⑥ |
向きがきまっていますので間違い注意。 |
⑦
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本体コクピット部、ハッチとセンサーも、とりつけます。 |
⑧ |
とりあえず、小物の取り付けは、できました。 |
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次、上半身部との連結部パーツを仕上げます。 真ん中のくぼみにポリキャップをはめこみ、 左右の半月形パーツをつなぎあわせます。 これも合わせ目消し不要。 |
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組立後、パッケージイラストの通り、4コある小さな丸い突起には、エメラルドグリーン系の塗装をしました。 説明書には「窓等グリーン部:エメラルドグリーン40%+スカイブルー30%+ホワイト10%」と記載あります。 水性ホビーカラー使用です。 スミ入れもして、それから、本体部へ差し込みます。 |
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ここまで、できました。 |
⑫ |
次にフロント部。 牽引用フック孔と思われる、この小さなパーツ、 無くさないようきをつけつつ、左右にはめこみます。 上下向き注意。 |
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それから、本体の前部へつなぎます。 |
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そして後部。 バンパーと思わしき棒状のパーツをつなぐ前に、スミ入れをしておきます。 それから、バンパーパーツを差し込みます。 |
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その後部パーツを本体へつなぎます。 この接合面はずれた感じで段差ができます。これで正解。 |
⑯
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かわって、無限軌道部を組み立てます。 無限軌道部は、HGUC RX-75ガンタンクのようなベルト状のものを巻くのではなく、はじめからパーツとして一体化されています。 組み立てはラクですが、スミ入れが多すぎ。めんどい。 内側にある円状の部分に、車輪をはめ込んでいきます。 3箇所だけ、パーツ番号が決められていますので、説明書とてらしあわせながら間違えないように車輪をはめこんでいきます。 |
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同じく、車輪をはめ込んでいきます。 |
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これは、もうひとつの無限軌道パーツ。 同じように、車輪をはめこんでいきますが、 こちら側は全部同じパーツ番号です。 |
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こうして出来上がった無限軌道パーツを、つなぎ合わせます。 |
⑳
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小さな補助パーツをさしこみます。 反対側にも。 場所と向き、間違い注意。 |
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無限軌道を支える、胴体側土台部、ポリキャップを1こ、先にはめ込みます。 |
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それから無限軌道パーツをつなぎます。 車輪パーツ番号を間違った場合、この組立ができません。 |
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外側の駆動機構部(と思われます)。 先にスミ入れをしておいて、土台部へ。 2こあります。 |
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できました。もう片方も、つくります。 |
㉕ |
これも無塗装で、スミ入れのみ。 |
㉖ |
本体へ差し込みます。 差し込み部位は3箇所。 |
㉗ |
奥にみえるディテールに、サスペンションっぽいのがありまして、 黒く塗ったりして、らしく見せてみました。 |
㉘ |
胴体部、無限軌道部、完成です。 お分かりの通り、構造上、無限軌道は動きません。 |
次のページでは、上半分胴体部の組み立てを全掲載・解説します。 |