「ガンプラ」全行程を撮影、製作・作り方を細かく公開しています

ガンプラ 製作 徹底解説
HGUC 1/144 ザクI (旧ザク)[MS-05B]の作り方

発売月 2006年5月 / 箱掲載小売価格 \1,000

HGUC 1/144 ザクI [MS-05B] (機動戦士ガンダム  1/144スケールプラモデル)の作り方を細かく掲載です。
いわゆる旧ザクといわれる機体。
昨今のHGUCとくらべてパーツ数が少ないので、組み立てやすいプラモデルだと思います。

ガンプラ HGUC MS-05ザクI

ザクI(旧ザク) HGUC1/144 プラモデル

まあ、知らない方のほうが少ないのでこんな解説は不要でしょう、機動戦士ガンダム登場、いわゆるザクIIの先代型で「旧ザク(きゅうザク)」と呼ばれています。

TV版ガンダムでは第3話のみ登場、劇場版ではめぐりあい宇宙編のア・バオア・クー防衛戦において要塞地表でザクIがいました。

他にも、OVA 第08MS小隊や、Msiglooなどにも装備した本機が登場。前述の「旧ザク」というのは商品化の際の呼称らしく、Igloo劇中では「ザクワン」や、「05」(ゼロゴ)と呼ばれておりました。

そしてついに「ガンダム・THE ORIGIN」にて、赤いザクIも登場。(こちらもガンプラ化され、私共もHGモデルを作成済みです)→ HG オリジン・ザクIの作り方


箱写真
hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)

hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)

hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)

hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)

hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)
これは、箱の底面に記載されていたもの。この旧ザクのパーツを流用して、MS06ザクIIのクオリティをあげようという内容の掲載です。

完成写真
HGUC MS05 旧ザク ザクI

HGUC MS05 旧ザク ザクI

TV版では火器を一切使用しなかったザクIですが、このプラモデルにはイグルーよろしくマシン、そのほかにも、豊富に付属されています。
弾層縦付けのザク・マシン、ヒートホークもあり、シュツルム・ファウストまでついています。

hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)

そして隊長機としてのブレードアンテナもついてます。
hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)

ひじの関節の稼働の広さはかなりのもの。
hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)


改良点・塗装について

塗装はすべて水性アクリルカラーを使用し、筆塗りをしています。

プロポーション改造やディテールアップには手をくわえていません。

前部スカートアーマーは連結されていますので、切断して独立稼働させます。
hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)

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ペーパーがけ面はポリシングクロスで完全に消してます。

装甲板裏面は水性ホビーカラー、H-69 RLM75グレーバイオレットを塗りクオリティを上げてます。

RLM75グレーバイオレット。 Mr.カラーにも同色あります。

パネルライン(=パーツに形成された装甲のつなぎ目みたいなスジ線を指します)へのスミ入れ は、超極細ペンのコピックマーカー0.02(文具店で入手)と、ハケ付きエナメルカラースミ入れ用 を両方使用。

エナメルカラー(上)、コピックマーカー(下)

その他の必須工具

  • ニッパー
  • タミヤセメント(合わせ目消し用)
  • 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
  • ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
  • 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)

今回はこのガイドの指示通りの色で塗っておりませんのでご了承くださいませ

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製作開始 作り方手順 徹底解説 (HGUC ザクI)

パーツ一覧 画像クリックで拡大します。

hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)
A1、濃青

hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)
A2、関節

hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)
B、本体グリーン

hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)
C、関節、装備など

hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)
ポリキャップ、シール

 

HGUC 1/144 ザクI(旧ザク) 胴体・上半身部の作り方・製作手順 および 解説です

[1]
hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)

腕をつなぐ関節です。
ポリキャップを差し込んでおきます。

[2]
hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)

hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)

胴体・正面側のパーツに、
その肩関節パーツを差し込みます。向きに注意。

[3]
hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)

首のパーツ、これもポリキャップパーツです。
前後の向きに注意して、差し込みます。

[4]
hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)

下側にも、胴体下半分をつなぐ用のポリキャップを差し込みます。
ちょつとだけかたいです。

[5]
hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)

これは、もう片方、背中側の胴体パーツ。
右肩部分には、装備装着用の差し込み穴が差し込まれます。

[6]
hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)

これまで取付けたパーツに外れがないかを気にしつつ、
胴体を貼り合わせます。

[7]
hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)

hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)

肩のところと、脇のところは、
合わせ目消しをすることにしました。

[8]
hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)

背中のバツクパックです。
バーニアを左右取付けます。
今回旧ザクの青部分も塗装しています。

[9]
hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)

背中へ差し込みます。

[10]
hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)

hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)

最後に、右肩の設置台がつなげられる箇所、
ふだんはフタを閉めておきます。

[11]
hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)

前部コクピットハッチ部を差し込んで、完成です。

[12]
hguc 旧ザクの製作 プラモデル(ガンダム)

胴体・上半身 が完成しました。

次のページでは、頭部の組み立てを全掲載・解説します。