「ガンプラ」全行程を撮影、製作・作り方を細かく公開しています

ガンプラ 製作 徹底解説
HGCE 1/144 コア・スプレンダー 塗装解説(フォースインパルスガンダム新生版付属)

発売月 2016年6月 / 標準小売価格 1,800円(税別)

HGCE 1/144 フォースインパルスガンダム(2018年発売新生版)の付属、コアスプレンダーは、色分けがなく白単色なので塗装が必要です。ここでは劇中画像などの資料をもとに塗り分け箇所を解説していきます。

HG フォースインパルスガンダム (ガンダム)

HGCE 1/144 フォースインパルスガンダム

 

塗装完了後のコアスプレンダー写真
HGCE 1/144 フォースインパルスガンダム

 


コアスプレンダーの塗り分けは、解説書の写真では詳細な塗装箇所が見分けづらく、独自に資料を集める必要があります。
(マスターグレードなど他の詳細な解説が記載されているガンプラを所持しているなら参考にできると思われます)

資料として役立てたのは、Youtubeで配信中の公式「SEED DESTINY 第一話」。
それと、たまたま所持していたムック本に掲載されていた、コアスプレンダーの全景画、この2種です。

・Youtube公式配信より
コアスプレンダー塗装

コアスプレンダー塗装

コアスプレンダー塗装

コアスプレンダー塗装

コアスプレンダー塗装

コアスプレンダー塗装

・当時の特設ムック本より
コアスプレンダー塗装

色図解
コアスプレンダー塗装

コアスプレンダー塗装

コアスプレンダー塗装手順を解説します


ガンプラ,コアスプレンダー 塗装

両主翼と、本体部は、分割して塗ったほうがよいです。まず本体をマスキングして、主翼のエッジ部分と胴体両脇のでっぱった箇所、青い箇所を塗ります。
ここで使用しているのは、水性ホビーカラーの、説明書に記載されていたカラーガイド通りの調合色です。
筆の場合一回塗りでは地色の白が完全に覆われないので何回か繰り返し重ね塗りをします。


ガンプラ,コアスプレンダー 塗装

垂直尾翼はエッジのとこだけ青く塗ります。写真はまだ未完の状態なのではみ出しやムラがでています。
その後、先端を黄色で塗り、垂直翼が格納されるスリットを黒く塗ります。


ガンプラ,コアスプレンダー 塗装

ガンプラ,コアスプレンダー 塗装

完全に乾燥硬化させ、次にマスキングをはがし、塗った箇所をおおいます。胴体部の青と、スラスター部の赤い部位、スラスター後端のグレーを塗ります。
コクピットのウインドシールド(窓)は薄紫で、機首のアンチグレアもグレーで塗ります。
なお白は塗装はしません。パーツの色を活かします。
胴体部の白と青の境目の塗り分けはやりにくいです。


ガンプラ,コアスプレンダー 塗装

スラスターの内壁にはスミ入れを。主翼にも施します。使用するのは属性が違うエナメルカラーです。


ガンプラ,コアスプレンダー 塗装

ウインドシールドにスミ入れをします。ここもエナメルカラーを使っています。
とても小さい箇所ですのではみ出しを消すのを前提にして行っています。なかなか緻密な作業です。


ガンプラ,コアスプレンダー 塗装

もう片方のパーツ、底面のほうを塗ります。
塗りたてなのでテカっていますが空気取り入れ口のような四角い箇所は、外側をグレー、内側を赤で塗ります。超極細筆作業です。
機体後端のとこはグレーで。


ガンプラ,コアスプレンダー 塗装

ガンプラ,コアスプレンダー 塗装

上と下を貼り合わせますが、その前に、ベーススタンドを差し込む用の穴の部分、ここを塗り忘れていることに気づきました。


ガンプラ,コアスプレンダー 塗装

ガンプラ,コアスプレンダー 塗装

ガンプラ,コアスプレンダー 塗装

あらためて貼り合わせ直し、これで完成です。
実は両翼に装備されているランチャー、変形の際に毎回パージされる2個の兵装ですが、HGCEには用意されておりません。


ガンプラ,コアスプレンダー 塗装

この応用で塗装したコア・スプレンダー変形態。
くの字に折れ曲がった機首部分はグレーの設定でした。