「ガンプラ」全行程を撮影、製作・作り方を細かく公開しています

ガンプラ 製作 徹底解説
HGUC 1/144 ガーベラテトラ の作り方

発売月 2013年7月 / 箱掲載価格 1,800円(税別)

機OVA動戦士ガンダム0083 [STAR DUST MEMORY] デラーズ・フリートのモビルスーツ、ガーベラ・テトラ。HGUC 1/144プラモデル化されました。
朱色一色のボディカラーゆえ、色分けも少なく、パーツ色もいいので塗装なしでもクオリティ高かったです。
今回も一応筆塗り塗装はしていますが、製作手順を細かく掲載致します。

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

ガーベラテトラ HGUC1/144 プラモデル

OVA機動戦士ガンダム0083登場。ガンダム試作4号機「ガーベラ」(設定上の機体)が事実上放棄された際に4番機の外装を変更し、シーマ・ガラハウ艦隊に譲渡された機体。

ガンダムGP03デンドロビウムと交戦しましたが、機体を砲身で貫かれ、ビーム砲撃を受け爆散しました。

試作4号機の状態のときは、ガンダム顔だったとか。それをモノアイスタイルに改良したのが本機。


箱写真
HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

 

 

完成写真
HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)
塗装はしていますが、
パーツの色とほぼ同系統色なので、無塗装で組み立ててもこんな感じになると思います

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

背中のシュツルム・ブースターは取付け状態でもなんとか直立してくれます。
肩からぶらさがっている形状の部分のせいではかまえづらい。
このとき、ブースター先端のアンテナを紛失していたので写真では未組立です。
のちにみつかりました。

背中のシュツルム・ブースターは脱着可。その際にフタ1枚だけ外します。

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

装備品はの他に2本付属。


改良点・塗装について

塗装せずともパーツ色がいい色合いしています。なので、無塗装でも十分なクオリティで仕上げられると思います。

気になったのはグレーのパーツで、バーニアやフレーム部のパーツCと、胴体後部のパーツDとが同じグレーでありながら色が異なることです。
同じ色で統一させるには塗装が必要のようです。
背中のシュツルムブースターは塗装しなければならない、シールがついていないグレー部分がありました。
HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

頭部。アンテナはセオリー通り先端を削って尖らせ。
HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

あわせ目を消す箇所も何カ所が存在します。
HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

パネルライン(=パーツに形成された装甲のつなぎ目みたいなスジ線を指します)へのスミ入れ は、エナメルカラー を使用。

エナメルカラー(上)、コピックマーカー(下)

その他の必須工具

  • ニッパー
  • タミヤセメント(合わせ目消し用)
  • 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
  • ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
  • 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)

CG合成/デジラマ

パーツ一覧

 

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)
A

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)
B1

 

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)
B2

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)
C

 

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)
D1

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)
D2

 

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)
ポリキャップ、シールなど

 

HGUC 1/144 ガーベラテトラ 胴体・上半身部の作り方・製作手順 の 解説です


HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

ガーベラ・テトラ組み立て開始です。
説明書の順番に合わせ、胴体・上半身から組み立てます。
写真は、首にあたるパーツに。ポリキャップを1こ、はめこみます。


HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

胴体へ、首パーツをはめこみます。
胴体のグレー部は色分けしてくれています。


HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

腹部との接合点へポリキャップを1個、はめこみます。
このパーツを基点としてその他をくっつけていく手順です。


HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

外装パーツです。左右を合わせて完成させる構造。
左右それぞれ、裏からポリキャップをはめこんでおきます。ここには腕がさしこまれます。
写真ではグレーに塗装している部分がありますが、これは手元に資料が少なくたぶんここはグレーのほうがらしいだろう、ていう想定です。


HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

外装パーツを、最初に組み立てておいたグレーの首つきパーツの両側へ差し込みます。
ポリキャップがはずれていないことを再確認です。
説明は簡略していますが、組み立て前の段階で、塗装とスミ入れを個々に行っています。


HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

中央前面にさしこまれる、外装パーツです。
中央のセンサー部には、付属のシールがついていますのでそれを貼ります。
今回は、エナメルカラーのシルバーの上から水性ホビーカラーの蛍光グリーンを重ね塗りしました。
蛍光グリーンはかき混ぜせず透明状態の上澄みを使って塗装しています。


HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

コクピット部は開閉機構はないですが別パーツ化されて、らしく演出されていました。


HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

それを胴体へさしこみます。
腹部


HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

つぎに、腹部を組み立てます。
腹部は、腰部接合用のポリキャップを差し込み、はり合わせるだけのものです。
このあと動力パイプをはめこみますがその前に合わせ目消しをします。


HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

前後に合わせ目消しを行う箇所がありました。


HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

密着してくれなさそうなのではさみを使って強制接着させています。


HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

この段階で塗装とスミ入れを行っておきます。


HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

動力パイプ。
パーティングラインを消して、塗装&パイプのつなぎめ部分にスミ入れをします。


HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

左右の差し込みパーツをまちがえないよう、腹部へさしこみます。
これで腹部は完了。


HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

上半身部へ接合します。
背中の推進バーニア部


HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

背中の異様にとがった推進バーニア。
シュツルム・ブースターはさらにとがっていますが、
ここで組み立てるのは標準装備のバーニア部です。
内壁のグレーパーツ。色分けしてくれているありがたいパーツです。
ポリキャップをはめこんでから、土台となる外装パーツと接合します。
ポリキャップ、忘れずに


HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

とがった外装パーツ。
パーティングラインがありますので、消しておきます。


HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

外装パーツをさしこみます。


HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

さらにもうひとつ、外装パーツを接合します。
後部センサー部へはメタリックグリーンのシールを貼るか、塗装をします。


HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

最後に、バーニアをさしこみます。
このバーニアと、土台のグレーとは、パーツ色が違っています。
妥協してそのままいくか、塗装して色を統一させるかの二択です。
でも塗装するなら土台パーツは組み立ての前に塗っておかないとマスキングが面倒です。


HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

背中へさしこみます。


HGUC ガーベラ・テトラ(ガンダム,プラモデル)

胴体・上半身が完成しました。

次のページでは、頭部の組み立てを全掲載・解説します。