「ガンプラ」全行程を撮影、製作・作り方を細かく公開しています

ガンプラ 製作 徹底解説
1/100 旧キット ゾゴックの作り方 -3-

発売月 1982年12月 / 価格 \800(当時)
機動戦士ガンダム  1/100スケールプラモデル
試作型モビルスーツ、ゾゴック(MSM-08)旧キットの製作手順を掲載します。このページでは胴体部の制作過程を掲載します。

1/100ゾゴック(ガンダム,プラモデル)

ゾゴック 1/100 プラモデル

 

このページで完成させる部位写真
旧キット ゾゴック 1/100


改良点・塗装について

裏から接着するパーツの安定した固定をさせるため、エポキシパテを使って補強する箇所がいくつかありました。
1/100ゾゴック(ガンダム,プラモデル)

すべての課程で接着剤は必須です。そして合わせ目消しも必要です。

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ペーパーがけ面はポリシングクロスで完全に消してます。
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装甲板裏面は水性ホビーカラー、H-69 RLM75グレーバイオレットを塗りクオリティを上げてます。

RLM75グレーバイオレット。 Mr.カラーにも同色あります。

パネルライン(=パーツに形成された装甲のつなぎ目みたいなスジ線を指します)へのスミ入れ は、超極細ペンのコピックマーカー0.03(文具店で入手)と、ハケ付きエナメルカラースミ入れ用 を両方使用。

エナメルカラー(上)、コピックマーカー(下)

その他の必須工具

  • ニッパー
  • タミヤセメント(合わせ目消し用)
  • 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
  • ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
  • 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)

今回はガイドの指示通りの色で塗っておりませんのでご了承くださいませ

作り方・製作手順解説 胴体部 [ 1/100 ゾゴック]


1/100ゾゴック(ガンダム,プラモデル)

まずモノアイを塗り仕上げます。
ゾゴックのモノアイはピンクではなく赤に近いので、
定番のモンザレッド100%で塗りました。
周囲のブラックはエナメルカラーのブラックを使用しました。


1/100ゾゴック(ガンダム,プラモデル)

表がわも塗り仕上げます。胴体はエナメルカラー・フラットレッド、黄色い円の色には脚の縁取りに使用したガンダム系イエロー(オレンジイエロー+イエローの混ぜ色)を塗りました。


1/100ゾゴック(ガンダム,プラモデル)

1/100ゾゴック(ガンダム,プラモデル)

裏からモノアイパーツをあてがい、接着します。
接着剤だけでは不安なので、エポキシパテを裏打ちして補強固定しました。


1/100ゾゴック(ガンダム,プラモデル)

1/100ゾゴック(ガンダム,プラモデル)

ブーメランカッターの基部の仕切りを接着します。これもエポキシパテで補強固定しました。


1/100ゾゴック(ガンダム,プラモデル)

両腕を、向きを間違えないように注意して、差し込みます。


1/100ゾゴック(ガンダム,プラモデル)

1/100ゾゴック(ガンダム,プラモデル)

そして背中側のパーツを貼り合わせますが、背中側にも裏打ちするモノアイレールパーツがあります。私はそれを忘れて後付けすることとなりました。


1/100ゾゴック(ガンダム,プラモデル)

腰部を塗ります。後部のスラスター内壁は、胴体のフラットレッドではなく、サーモンピンクを使いました。


1/100ゾゴック(ガンダム,プラモデル)

1/100ゾゴック(ガンダム,プラモデル)

脚をつなぎます。左右の間違いをしないよう・・・


1/100ゾゴック(ガンダム,プラモデル)

1/100ゾゴック(ガンダム,プラモデル)

そして胴体腰部を貼り合わせます。この合わせ目はけしません。そして、裏面にエポキシパテをくっつけて補強しました。


1/100ゾゴック(ガンダム,プラモデル)

1/100ゾゴック(ガンダム,プラモデル)

胴体上半身と腰部をつないで、完成です。
古い製品なのでうまくかみ合いません。やすりがけで正しく差し込まれるよう広げました。


1/100ゾゴック(ガンダム,プラモデル)

残るはブーメランカッターとバックパックです。

次のページでは、背中のバックパックを組み立て、これですべて完成です。