「ガンプラ」全行程を撮影、製作・作り方を細かく公開しています

ガンプラ 製作 徹底解説
HGUC 1/144 ガンダムmkII(新生版) の作り方

発売月 2015年11月 / 箱掲載小売価格 1,500円

機動戦士Zガンダム 1/144スケールプラモデル新生版製品、RX-178「ガンダムmkIIティターンズカラーの作り方、その製作手順を細かくご案内いたします。

HGUC ガンダムmkII (Zガンダム)

ガンダムmkII新生版 HGUC1/144 プラモデル

機動戦士Zガンダム登場、ティターンズ開発のモビルスーツ。

試験用として開発されたらしく大幅な改良などは前型RX-78-2からあまりなかった模様。頭部バルカンが内蔵型から着脱型になり、コアブロックシステムは廃止されました。基調カラーは黒ないしダークブルー。試験機3機(異説あり)が製造されました。

ガンダムMK-IIといえば、当時の「主役機が2クール(25話つまり半年)持たない状態」への対策感がありました。
前々作「ダンバイン」、前作「エルガイム」ともに、26話あたりで主役機交代劇がありましたから、その対策で最初から本命主役機は3クールめから出し、それまでは別の機体を一時的主役機として出す、それがガンダムMK-IIだった、ていう空気が視聴側にも伝わってきました。ダンバインもエルガイムもそうでしたが、新たに投入される敵新型機にディテール負けしてしまってたんです。

実際はそうではなく、主役を張るZガンダムのコンセプト、「変形するガンダム」という設定がオモチャ感あり、玩具性質の高いものは従来のファン層に受け入れられないのではないか(Gアーマーのように)という懸念からデザインが難航し制作進行に間に合わず、急遽ガンダムMk2の設定が追加されたそうです。(情報源:ウィキペディア ガンダムmkII)

理由がどうであれZガンダムを半年出さずに引っ張るのはわかっていたので当時、私等の間では「つなぎのガンダム」て言われてました。 でも、個人的にはZガンダムよりこのガンダムMK-IIそれもティターンズカラーのほうが好みです。


箱写真

完成写真

付属品は、ビームの他にバルカンポッド、、シールド、

ボディ自体は無塗装なのでゲート跡がほんのり残ってしまっていますが、おおむねパーツの色分けはできておりました。
ただ、部分的に色塗り箇所はありました。

HGUC 1/144 ガンダムmkII の入手方法
ガンダムmkIIはあみあみで買いました。


改良点・塗装について

ボディカラーはパーツの色そのままですが、脚の黄色、腰アーマーの赤など、塗るべきヶ所は水性ホビーカラーで塗りました。
HGUC ガンダムMk-II ティターンズ(ガンダム,プラモデル)

足裏の肉抜きが埋めるのタイヘン。またこれを行うことで塗装は必須になります。

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ペーパーがけ面はポリシングクロスで完全に消してます。

装甲板裏面は水性ホビーカラー、H-69 RLM75グレーバイオレットを塗りクオリティを上げてます。

RLM75グレーバイオレット。 Mr.カラーにも同色あります。

パネルライン(=パーツに形成された装甲のつなぎ目みたいなスジ線を指します)へのスミ入れ は、エナメルカラーを使用。 ただしボディへは未使用。

エナメルカラー(上)、コピックマーカー(下)

その他の必須工具

  • ニッパー
  • タミヤセメント(合わせ目消し用)
  • 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
  • ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
  • 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)

今回はこのガイドの指示通りの色で塗っておりませんのでご了承くださいませ

パーツ一覧

 

HGUC ガンダムMk-II ティターンズ(ガンダム,プラモデル)

HGUC ガンダムMk-II ティターンズ(ガンダム,プラモデル)

 

HGUC ガンダムMk-II ティターンズ(ガンダム,プラモデル)

HGUC ガンダムMk-II ティターンズ(ガンダム,プラモデル)

HGUC 1/144 ガンダムmk2 胴体・上半身部の作り方・製作手順 の 解説です


HGUC ガンダムMk-II ティターンズ(ガンダム,プラモデル)

HGUC ガンダムMk-II ティターンズ(ガンダム,プラモデル)

ガンダムmk-IIティターンズカラー、組み立て1番目は胴体・上半身からです。
腹部の関節可動部を組み立てます。 まるいポリキャップパーツを芯棒状のパーツにさしこみ、
それを胴体・おもて側パーツの裏面にさしこみます。


HGUC ガンダムMk-II ティターンズ(ガンダム,プラモデル)

初期型のガンダムMK-II HGUCプラモデルだとここは固定され、稼働はしません。


HGUC ガンダムMk-II ティターンズ(ガンダム,プラモデル)

そしてこれは別パーツ、背中側。
両腕用のポリキャップを、向きに注意しつつはめこみます。


HGUC ガンダムMk-II ティターンズ(ガンダム,プラモデル)

前後の胴体パーツを合わせます。合わせ目消しはありません。

この貼り合わせ、腕用のポリキャップ2個が摩擦を起こし、最後までさしこまれず合わせ目に隙間をつくってしまいがち。その場合はポリキャップを動かしながら押しこむようにして、なんとかぴったり貼り合わせられるようにします。


HGUC ガンダムMk-II ティターンズ(ガンダム,プラモデル)

腹部パーツをさしこみます。
このパーツもパーツ地の色をそのまま使い、塗ってません


HGUC ガンダムMk-II ティターンズ(ガンダム,プラモデル)

ガンダムおなじみのえりパーツ。
これも黄色い部分は塗らずパーツ地色を活かすことにします。
内側の平らな部分、ここはボディ色に塗ったほうがいいかなと思い、水性ホビーカラーで筆塗りしました。
使った色は、説明書通りの指示色ではなく、タイヤブラック100%で塗りました。


HGUC ガンダムMk-II ティターンズ(ガンダム,プラモデル)

塗りました。


HGUC ガンダムMk-II ティターンズ(ガンダム,プラモデル)

えりパーツを裏返して、
四角い空間の中へ、首にあたるパーツを差し込みます。


HGUC ガンダムMk-II ティターンズ(ガンダム,プラモデル)

首パーツがはずれないように、えりを胴体の上へ差し込みます。


HGUC ガンダムMk-II ティターンズ(ガンダム,プラモデル)

コクピットの赤いハッチ部。色はそのままで塗らずにいってます。
これも胴体へ。


HGUC ガンダムMk-II ティターンズ(ガンダム,プラモデル)

HGUC ガンダムMk-II ティターンズ(ガンダム,プラモデル)

胸部のエアーインテーク。ガンダムMK-IIはフィンの数は2枚だそうで。
組み立ての前に、スリットの奥を黒くスミ入れ。コピックペン0.02を使いました。
胴体に取り付ける際には左右パーツ間違いに注意。


HGUC ガンダムMk-II ティターンズ(ガンダム,プラモデル)

HGUC ガンダムMk-II ティターンズ(ガンダム,プラモデル)

黄色い丸印のところ、ここは明るいグリーン系の色がつきます。
シールが付属しているので使いますが、とにかく小さい。
小さいからズレを直すのも一苦労。
もし紛失したり折れたりして使えなくなってしまったら、塗装に切り替えとなることでしょう。


HGUC ガンダムMk-II ティターンズ(ガンダム,プラモデル)

最後に左右の腕の付け根にあたる箇所に、肩と繋がるパーツを差し込みます。


HGUC ガンダムMk-II ティターンズ(ガンダム,プラモデル)

これで、ガンダムMK-II 胴体・上半身は組み立て完了です。

次のページでは、頭部の組み立てを全掲載・解説します。