HGUCプラモデル 1/144 ローゼンズール の解説
OVA ガンダムUC エピソード5の終盤に華々しく登場、数分でリゼルCを一掃してしまう戦闘力、そして最後のあの執事のような「おじぎ」・・・アンジェロ専用機、YAMS-132 ローゼン・ズールの、HGUCプラモデルの作り方を掲載します。
箱写真
完成写真
付属品は装備用ではありませんが開花状態のサイコ・ジャマーと、インコム用ディスプレイスタンドがついています。これにより、インコムを飛ばしている状態が再現できます。
パーツ写真
パーツは組み立ての前に洗うことをおすすめします。
参考:開封したらまずパーツ洗浄
モノアイシールは、真ん中だと仕上がった時に隠れてほとんどみえなくなりますので、ちょっとずらして、上を少し欠けさせてはると見栄えがよくなります。
爪ふくめ、尖った部位は 恒例の先端尖らせを行いました。
塗装について
パーツの色は、設定のより少し濃いかな、そんな気がしました。なので一応、カラーガイドに合わせて色を調合し筆塗りをしています。
関節などのグレーパーツが、すべてグレーじゃありません。すべて濃い青のパーツ群にまとめられています。
なので、グレーだけは塗装する必要性があるようです。
それでも、塗装なしでも十分に質感はだせそうですが、今回は塗装することにしました。いつも通り、水性ホビーカラーの、筆塗りです。
調合した濃い紫の色合いが、設定のと違うようですが、そのまま組み立ててしまいました。
白縁は、シールが用意されています。無塗装でもクオリティアップできます。
私も心が折れないうちはエナメルカラーのホワイトを使い塗装しました。
細かい作業ゆえ心が折れたときはシールにしています。
モノアイレールのシールが黒ではなく濃い青色。 これはローゼンズールの設定色なのか資料が手元になく不明です。
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ペーパーがけ面はポリシングクロスで消してます。
ハセガワ・スーパーポリッシングクロスでから拭きするだけで、ペーパーがけ跡のザラザラ部が消せます。
Amazon.co.jpでも普通に入手できます。
装甲板裏面は水性ホビーカラー、H-69 RLM75グレーバイオレットを塗りクオリティを上げてます。
RLM75グレーバイオレット。 Mr.カラーにも同色あります。
パネルライン(=パーツに形成された装甲のつなぎ目みたいなスジ線を指します)へのスミ入れ は、超極細ペンのコピックマーカー0.03(文具店で入手)と、ハケ付きエナメルカラースミ入れ用 を両方使用。
エナメルカラー(上)、コピックマーカー(下)
その他の必須工具
- ニッパー
- タミヤセメント(合わせ目消し用)
- 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
- ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
- 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)
一部の部位についてはこのガイドの指示通りの色で塗っておりませんのでご了承くださいませ
製作開始 作り方手順全部撮影&解説 (HGUC ローゼンズール)
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胴体・上半身部 |
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①
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腕の差し込み用関節パーツ。 これにはパーティングラインがあるので消して、ポリキャップをはめこみます。 一応、塗装はしています。濃い青です。 |
② |
左右を間違えないよう、胴体パーツへ裏からはめこみます。 |
③ |
胴体パーツは組み立て前に塗装をしています。白い部分塗装のとこは、シールがついてます。 ここはエナメルカラーの白を使い塗装しました。エナメルカラーならはみ出し後の修正時に、下の塗装面を溶かさずにすみます。 |
④
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真ん中に首用パーツを挟んで、胴体パーツを貼り合わせます。 組み立て過程の前にそれぞれを個別に塗装します。 胴体パーツは濃い青で塗装(パーツの地の色でも大丈夫そう) 首パーツは濃い青のままではなく、グレーで塗装しています。 ここの合わせ目は、消さずにラインとして残します。 |
⑤
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腹あたりの真ん中に取付けられる、稼働用パーツ。 胴体をくの字に曲げられる用の関節駆動部です。 あまりめだたないとこではありますが、パーティングラインを消しておきます。 その後、ポリキャップをはめこみます。 |
⑥ |
それを胴体の中央部へさしこみます。 |
⑦ |
その上へ重ねるように、紫の外殻パーツを。パーツは事前に指定色で塗っています。 |
⑧ |
つぎは、頭部襟(えり)あたりのパーツです。 もともとの色は濃い青でしたが、これも塗装してグレーにしました。 |
⑨ |
ここまで、できました。 |
⑩
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胸部装甲板。袖付きおなじみの装飾があるのですがこれはシールがついてます。 ラクできますがここは塗装してみました。 エナメルカラーの白を使っています。 |
⑪ |
これは、異様に大きなえり元パーツ。 濃い紫で塗装と、ふちどりの白は3分割されたシールをはるか、エナメル白で塗装します。 ためしに片方を塗装(写真右パーツ)、片方をシールでやってみました(写真左パーツ)。 |
⑫ |
それをさしこみます。 |
⑬
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最後に胸部装甲板をさしこみます。 |
バックパック | |
⑭ |
背中のバックパック部を組み立てます。 これ自体濃青ではなくグレーの設定なので、塗装をしました。 姿勢制御スラスター口は、内側を白、奥を黒で(ともにつや消し)塗装しています。なかなか細かい作業です。 |
⑮ |
プロペラントタンクがさしこまれるこのポリキャップ。、やや下向きにはめこみます。 |
⑯
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外側のパーツ。 両サイドにポリキャップをはめこみます。サイコジャマー・ユニットの取付け場所となります。 |
⑰
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両方を接合します。 このとき下部、プロペラントタンクが差し込まれるポリキャップが正面を向いているかを確認して、ずれていたら修正します。 |
⑱ |
それを背中へとりつけます。 |
⑲ |
胴体上半身部の完成です。 |
次のページでは、頭部の組み立てを全掲載・解説します。 |