HGUC 1/144 クシャトリヤ プラモデルの解説
箱写真
HGUC 1/144 クシャトリヤ の入手方法
定期的な再販を待たねばならないという状況のようです。(2019年現在)
ボディは一切塗らずにパーツ地の色を活かして作成しました。
一応、塗りのタイミングの掲載もしてあります。
塗った場所はファンネルの推進部の白と、4枚羽根裏側のバーニア奥の縁取りの白、それと、スミ入れ。
袖つきの装飾は向かって左の腕が塗装、右がシール貼付け。モニタリングもかねてわざと分けてみました。
胸の装飾の白模様は塗りました。でもこれもシールがついてます。
塗装しなくてもほぼ100%に近いくらいの、色分けはしてくれてます。
それでも細かくみれば、
バインダー(4枚羽根)にヒケつまり余計なくぼみがみられたり、肩の合わせ目が段差が生まれやすく消しづらかったりといった気になる箇所はありました。
図体がでかい上にポリキャップ稼働箇所が多いので、脚の付け根やくるぶし、肩部分といった箇所の関節ポリキャップがパーツの加重に負けそうで、ポージングがカチッと決まらず、全体的に関節のグニャグニャ感があります。
4枚バインダーだけはしっかり固定してくれます。
気をつけて扱うパーツ。
胴体の両脇のリングパーツ。
ゲート処理などのペーパーがけで力を入れすぎる等で折れやすいです。
合わせ目を消す箇所もいくつかあります。
下の写真は上腕部。
<PR>
ペーパーがけ面はポリシングクロスで完全に消してます。
装甲板裏面は水性ホビーカラー、H-69 RLM75グレーバイオレットを塗りクオリティを上げてます。
RLM75グレーバイオレット。 Mr.カラーにも同色あります。
パネルライン(=パーツに形成された装甲のつなぎ目みたいなスジ線を指します)へのスミ入れ は、超極細ペンのコピックマーカー0.02(文具店で入手)と、ハケ付きエナメルカラースミ入れ用 を両方使用。
エナメルカラー(上)、コピックマーカー(下)その他の必須工具
- ニッパー
- タミヤセメント(合わせ目消し用)
- 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
- ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
- 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)
今回はこのガイドの指示通りの色で塗っておりませんのでご了承くださいませ
CG合成/デジラマ
製作開始 作り方手順 徹底解説 (HGUC クシャトリヤ)
パーツ一覧 | |
---|---|
|
パーツはさすがに多いです。これはMGかと錯覚するほど。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
HGUC 1/144 クシャトリヤ 胴体・上半身部の作り方・製作手順 の 解説です |
|
① |
胴体の内部パーツです。 ポリキャップを1こはめこんで、貼り合わせます。 上からいろいろパーツがかぶせられ隠れるみたいなので、合わせ目は消してません。 塗ってはいませんが、行う場合は[グレー80%+ブラック20%]と説明書にありました。 |
② |
首のとこの動力パイプ。 写真ではみえにくいですがうっすらとパーティングラインがありますので、事前にペーパーがけにて消しておきました。 |
③ |
動力パイプを胴体へ。 先に下側をさしこんでから、 上の2接点を接合します。 |
④ |
そのあとで、コクピットハッチの黒いパーツをさしこみます。 塗る場合は、ブラック100%。 |
⑤ |
腹部分にあたる、緑色のパーツを、前と後ろをはさみこむように、接合させます。 このときの合わせ目は、下半分(写真)のとこだけ、ありました。 このみどりも塗らず、合わせ目消し部分はペーパーがけを320番→1000番→2000番と行った後、ハセガワ・ポリッシングクロスのから拭きで完全にペーパーがけ跡を消してならしました。 スーパーポリッシングクロス (TT23)合わせ目を消したあとの「ペーパーがけ跡」これを完全に消すために、使っている布です。 この布と出会ってから、無塗装で組み立てる機会が倍に増えました。 |
⑥ |
両腕が接続されるあたりの、脇パーツです。中にポリキャップを1こ、はめこみます。 |
⑦ |
ふたを閉めるように、パーツを貼り合わせます。 このパーツも、関節グレーで塗ります。 |
⑧ |
肩関節にあたるパーツをさしこみます。 パーティングラインだけは消しました。 |
⑨ |
リングのみどり色パーツをはめこみます。 このみどりのリングパーツ、力をいれると割れる可能性があるので、ゲート処理(切り離し跡をやすりがけできれいにしあげること)のとき等、力をいれすぎないよう注意が必要です。現に私は折れました。塗る場合は、はめ込みの前に。[ホワイト75%+濃緑色(1)20%+オレンジイエロー5%] |
⑩ |
両脇の突起2こをあわせ、さしこみます。 両わきに丸い筒状のものがありますがこれはマシン・キャノンで実体弾を放つマシン・ガンとのことで、ピンバイス(小型手回しドリル)で軽くへこませ黒を流し込んでいます。 |
⑪ |
上部2箇所、パイプと思わしき形状の濃い緑パーツ。 スミ入れを施して、肩へさしこみます。 塗る場合は[濃緑色(1)100%]。 |
⑫ |
外殻となるふかみどりパーツをはめこみます。 |
⑬ |
コクピット装甲の装飾模様は、白で塗りますが、シールがついてます。 この部分に関してはエナメルカラー・白で塗りました。 |
⑭ |
背中の外殻ふかみどりパーツをさしこみます。 |
⑮ |
胸部拡散型メガ粒子口。 白いフチパーツを4こ、差し込みます。このパーツは差し込み穴の形状が4つすべてバラバラなので、差し込み間違いがないようにできてます。 |
⑯ |
黄色い砲口部。 黄色は塗らずのまま、黒い部分はエナメルカラー・黒でスミ入れ要領で塗ってます。 写真では2個ですが全部で4つ、その他にもバインダー(4枚羽根)に付く同じ形状の黄色パーツが8つあるので一気にスミ入れ全部やっちゃいました。 |
⑰ |
胴体 上半身の完成です。 |
次のページでは、頭部の組み立てを全掲載・解説します。 |