「ガンプラ」全行程を撮影、製作・作り方を細かく公開しています

ガンプラ 製作 徹底解説
HGUC 1/144 バンシィ・デストロイモード の作り方

発売月 2012年1月 / 価格 1,600円 ~ 1,800円

機動戦士ガンダムUC登場、RX-0ユニコーンガンダム2号機「バンシィ・デストロイモードHGUC 1/144プラモデルの作成手順をすべて撮影、完成画像および作り方を細かくご案内いたします。

HGUC バンシィ・デストロイモード (ガンダム)

バンシィ・デストロイモード HGUC1/144 プラモデル

機動戦士ガンダムUC登場、RX-0ユニコーンガンダムの性能テストのフィードバックを経て実働させた2号機。1号機同様NT-Dシステムを搭載しているが、RX-0にはない「アームド・アーマー」と呼ばれる追加を両腕に装備。 反面、La+は搭載されていない。見た目通り黒いボディカラーと、NT-D発動時の黄色いサイコフレーム、複雑な形状をしたツノが特徴。

劇中(OVA)初登場は、トリントン基地にて。バナージの乗る1号機を鹵獲するために成層圏上から降下。その時のパイロットは、再調整させられ記憶を消去されたマリーダさんでした。

のちにマリーダさんが記憶を自己回復させ、同時に機体から離れたためバンシィは無人状態に。そこへ搭乗したのが、メイン・パイロットになるリディ・マーセナス。以降彼の機となります。


箱写真
HGUC ガンダムUC バンシィ

HGUC ガンダムUC バンシィ

HGUC ガンダムUC バンシィ

HGUC ガンダムUC バンシィ

完成写真
HGUC ガンダムUC バンシィ

HGUC ガンダムUC バンシィ

アームド・アーマーは格納→発射モードの稼働はなし。右のこぶしは使いません。
HGUC ガンダムUC バンシィ

左手は使います。
HGUC ガンダムUC バンシィ


カメラアイの色は赤。
HGUC ガンダムUC バンシィ

パーツはユニコーンガンダム・デストロイモードのものを流用し色を替えて生産しているようで、使わないパーツが多く存在します。ビームやシールドがありますがあくまで共用パーツの余剰部。バンシィには使用しません。


改良点・塗装について

ボディカラーは無塗装、パーツ色のままで作っています。つや消しクリアーを筆塗りしましたが、濃い色へのクリアー筆塗りはムラがよく目立つ。隠すのに苦労しました。
それと、一部、部分塗装をしなければならない箇所がありました。

塗ったのは、右腕部のアームド・アーマーBS。
ガンプラ,バンシィ・デストロイモード

ガンプラ,バンシィ・デストロイモード
この2つの黄色いパーツは、表側のサイコフレーム用に黄色をしているのだけど、裏側は黄色じゃない。なので塗らねばなりませんでした。ここだけボディカラーの色配合をして塗りました。(それでも若干色合いが違った)

サイコフレームのスミ入れにはエナメルカラーのクリアーオレンジを使用しました。
HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

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ペーパーがけ面はポリシングクロスで完全に消してます。
ハセガワ・スーパーポリッシングクロスでから拭きするだけで、ペーパーがけ跡のザラザラ部が消せます。

Amazon.co.jpでも普通に入手できます。

装甲板裏面は水性ホビーカラー、H-69 RLM75グレーバイオレットを塗りクオリティを上げてます。

RLM75グレーバイオレット。 Mr.カラーにも同色あります。

パネルライン(=パーツに形成された装甲のつなぎ目みたいなスジ線を指します)へのスミ入れ は、もともとが黒に近いダークブルーなので、スミ入れはせずに行きました。

今回未使用。 エナメルカラー(上)、コピックマーカー(下)

その他の必須工具

  • ニッパー
  • タミヤセメント(合わせ目消し用)
  • 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
  • ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
  • 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)

今回はこのガイドの指示通りの色で塗っておりませんのでご了承くださいませ

パーツ一覧   (タップして大きく表示)

HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル
A

HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル
B

HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル
c×2

HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル
D

HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル
E

HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル
F

HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル
G

HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル
ポリキャップとシール

HGUC 1/144 バンシィ・デストロイモード 胴体・上半身部の作り方・製作手順 の 解説です


HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

胴体・胸部パーツにて。
バリとはお珍しい。昔はよくみかけたものですが。


HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

両サイドへサイコフレームパーツを差し込みます。
サイコフレームへはスミ入れを施してあります。説明書通り、ミゾにクリアオレンジの流し込み。エナメルカラーを使っています。
基本的に無塗装でいくので、胸部もパーツ色のままです。塗装の場合は「ブラック40%+ブルーグレー30%+ブル-20%+パープル10%」と説明書にあります。


HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

裏面から、首パーツをさしこみます。首パーツも無塗装のままです。


HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

腹部、腰部パーツと接合させるポリキャップをはめこみます。
デストロイモードのポリキャップはゴールドです。


HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

両腕をつなぐ肩パーツユニット。ポリキャップを1こ差し込みその上からプレート状の肩パーツを差し込みます。


HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

NT-D発動でせり上がる肩のサイコフレーム。
先端部は胴体色と同じなので、塗装するか、付属のシールを貼付けます。
今回は塗装の準備をしていないのでシールを貼りました。
シールはツヤがあり浮いた状態になりやすいので上からつや消しクリアーを塗ってます。小さいのでなくしそうになります。
それと、綿棒は繊維質がシールの粘着にくっついて邪魔をするので、おすすめできません。実体験。


HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

さっきの肩プレートの上に差し込みます。


HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

それを、胴体へ接合します。左右両方。


HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

正面からみるとこんな感じ。サイコフレーム含め各部位のスミ入れは、組み立ての前でないとやりにくくなる箇所が多いです。


HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

胴体両サイドへ装甲板を貼付けます。


HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

裏面を貼り合わせます。


HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

えりパーツを上から差し込みます。
差し込みの前にスミ入れはしております。


HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

胸部の蝶番パーツも差し込みます。


HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

背中のバックパックを仕上げます。
クリアーパーツを挟んで、バックパックパーツをあわせます。


HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

クリアーパーツの先端の突起4箇所、
ここはバーニアの奥にあたるので、クリアオレンジのままというのもおかしいかなと思い黒く塗りました。


HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

バーニアを差し込みます。
4箇所あります。
実はあとで外側の2ヶ所を忘れていたのに気づきました。


HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

一番上、ここに本体色のパーツ差し込み、
これ忘れやすいです。


HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

ビームの差し込みです。


HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

にはパーティングラインがあるのでペーパーがけで消します。


HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

両端のパーツも取り付けます。


HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

胴体・背中へ。


HGUC バンシィ デストロイモード,プラモデル

胴体・上半身の完成です。

次のページでは、頭部の組み立てを全掲載・解説します。