「ガンプラ」全行程を撮影、製作・作り方を細かく公開しています

ガンプラ 製作 徹底解説
HG 1/144 エールストライクガンダム の作り方

発売月 2002年11月 / 価格 1,200円 ~ 1,400円

機動戦士ガンダムSEEDの前半主役、エールストライクガンダムのHG1/144プラモデルです。ここに掲載するは初回版。
制作手順をすべて撮影、詳細解説致します。

HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

エールストライクガンダム HG1/144 プラモデル

機動戦士ガンダムSEEDの前半の主役モビルスーツ。資源コロニー「ヘリオポリス」で極秘に開発された地球連合の5機のガンダムのうちの1機です。トータルバランスに優れ、背中の装備「ストライカーパック」を換装することで機動性が向上。このときの呼称が「エールストライクガンダム」。

「フェイズシフト装甲」という物理的な被弾をほぼ無力化できるシステムを装備。このシステムが稼働することで灰色一色だった装甲が赤青白のボディ色になります。ただし稼働時間はリミットがあり、さらに受けるダメージが多ければそれだけ時間は短くなっていきます。稼働限界に達すると灰色に戻りまったくの無防備になってしまいます。さらにフェイズシフト装甲といえどビーム兵器には効果がなくそれを交わすために対ビーム用シールドを装備。

劇中ではザフトの強を受け、5機のガンダムのうち4機が奪われたものの、唯一このストライクだけが奪取を免れました。ザフトと交戦をしていたマリュー・ラミアスがたまたま居合わせたキラ・ヤマトを道連れにストライクに搭乗、最初はマリューが起動したのですがロールアウトしたばかりだったためOSが未完でまるで戦闘にならず(マリューもケガしてたしそもそもパイロットではない)、みかねたキラが速攻でOSを書き換え、そのまま操縦。機体反応が格段に上がりザフトを撃退することに成功しました。

そのため他の者に操縦ができなくなり、そのままキラ・ヤマトがなしくずしで地球連合属下に、以降ストライクガンダムの専属パイロットになりました。

2クールの終わり頃、イージスガンダムと決戦。 お互いが親友を殺され逆上状態だったため腕や頭部など各部位を斬った斬られたの激闘となりほぼ相打ち、最後はイージスガンダムがMA形態でストライクガンダムを補綴した状態で自爆、ストライクガンダムは中破、そのまま放棄されました。(イージスは爆散、ふたりとも生還)

損壊機体は後日オーブにより回収され、OSも書き換えられ一般兵でも操縦できるようになり、以降ムウ・ラ・フラガがパイロットとなりました。

デザインは大河原邦男さん。


完成写真
HG エールストライクガンダム 初期

HG エールストライクガンダム 初期

HG エールストライクガンダム 初期


改良点・塗装について

組み立てたのは2004年ごろ。

色分けはそこそこにできていますが、塗装は避けて通れませんでした。
胴体も、グレーのフレーム部は色分けされておらず塗装が必要です。
HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

その他にもいくつか。シールドとか。
HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

ストライカーのメインスラスターの奥の黒も。
HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

頭部アンテナのパーツ色分けもなく、塗りました。
HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

パネルライン(=パーツに形成された装甲のつなぎ目みたいなスジ線を指します)へのスミ入れ は、エナメルカラーを使用。

エナメルカラー(上)

その他の必須工具

  • ニッパー
  • タミヤセメント(合わせ目消し用)
  • 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
  • ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
  • 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)

CG合成/デジラマ

HG ガンダムSEED

パーツ一覧

 

HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

 

HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

 

HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

HG 1/144 エールストライクガンダム 脚部の作り方・製作手順 の 解説です


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

脚の組み立てです。
内部メカ演出のため、裏面をつや消し黒で塗装しています。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

ポリキャップをはめこみます。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

足裏パーツを接着します。
接着剤は無理してつかわなくても大丈夫なつくりをしてます。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

ペーパーがけの順序が変ですが、塗装とスミ入れをしています。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

つぎに、足の甲にあたるパーツです。
つま先にスミ入れをします。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

足甲パーツをつなぎます。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

足が完成しました。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

次に組み立てるのは、ひざにあたるフレームパーツです。
まず裏面のこの部分、内部メカ演出用につや消し黒で塗装してますが、ここはムリして行わなくても大丈夫でしょう。
その後、ポリキャップをはめこみます。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

もう1箇所、ポリキャップをはめ込みます。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

もう片側パーツを合わせます。このときできた合わせ目は消します。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

フレームパーツにはりあわせる、ひざのアーマーパーツです。つなぎます。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

このときのできる合わせ目も、消します。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

こんな感じ。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

スラスターパーツを、差し込みます。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

つぎ、ひざの関節部のパーツ。パーティングラインがあるので、ペーパーがけなどで消します。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

関節パーツを、ひざの部分のジョイントに接合します。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

かわって次に組み立てるのは、太股にあたる部分です。
ポリキャップを2個はめこみます。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

もう片側とはりあわせて、あわせ目は消します。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

ヒザパーツと、太股パーツを接合します。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

足先をつなげるための関節パーツです。
2こつなげて、合わせ目は消します。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

そのパーツを、ひざパーツに接合します。
ここもポリキャップです。接着不要です。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

アブソーバのパーツを接合します。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

足の甲をガードするパーツ。組み立て中写真の撮影を忘れてしまいましたが、このように2つのパーツをつなぐようになっています。
合わせ目は消します。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

脚と足を接合します。
ポリキャップにカポンとはめこむのですが、結構、かたいです。
ジョイントがグニャとよそ向いたり。
力入れすぎるとせっかく組み立てた脚がパキッと割れますから、気をつけてはめ込みます。


HGエールストライクガンダム(プラモデル)の製作

脚が完成しました。

次のページでは、腕部の組み立てを全掲載・解説します。