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ガンプラ 製作 徹底解説
FG(ファーストグレード) 1/144 シャア専用ザクII(MS-06S)の作り方

発売月 1999年12月 / 価格 \300

このページは、FG(ファーストグレード)プラモデル1/144シャア専用ザクIIでの作り方 3ページ目です。昔のやり方そのままにつくっておりお恥ずかしいかぎりではありますが何とぞよろしくお願いします。

FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

MS-06s ザクII FG 1/144 プラモデル


このページで作る部位の完成写真
FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)


製作にあたり気をつけた点、改良点、塗装について

接着剤による合わせ目消しをせず、昔の技法つまりパテ埋めですべて行っています。
いまとなれば合わせ目消しは接着剤で十分行えるので、無理してここに掲載してある通りパテを使うのは必須ではありません。そのあたりをご考慮いただきたく、一時は閉じたこのページですが「掲載してほしい」のリクエストもあるようなので復活させることになりました。

主な使用工具

  • ニッパー
  • タミヤセメント(合わせ目消し用)
  • 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
  • ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
  • 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)


FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

頭部パーツ、これをみてまず思ったこと、
「指揮官アンテナ(羽根飾り)が太くて不格好だ」
もちろんこれは、とがっていて小さいお子さんがケガをしないようにとのバンダイさんの配慮なのでしょう。
しかし、やはり、削ってとがらせることにします。


FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

小さいお子さん向けに作成する場合はご配慮を願います。


FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

頭部パーツを貼り合わせ、合わせ目を消します。


FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

ちなみにこの部分は複雑なので消しませんでした。


FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

後頭部のこの部分はモールドなので、消しません。


FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

頭部全体をボディカラーで塗装します。モノアイ部分が白いのは全体に下地塗装をしたためです。


FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

次に、とっても大変な作業なのですがモノアイレール、黒い部分をつや消し黒で塗装します。
排気ダクトもつや消し黒で塗ります。
エナメルカラーがあればスミ入れの感覚で行える作業です。今回は水性ホビーカラーでやっています。


FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

最後にモノアイをピンクで塗装します。筆で塗るのは至難の業なので、ここではムラ覚悟で楊枝を斜めにカットしたものを使いました。


FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

脚部の時と同じ要領で頭部の動力パイプを塗装します。
動力パイプはすべてパーティングラインがあるので消します。


FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

ちょっと、動力パイプを仮組みしてみました。
しかし、ここではまだ、動力パイプは接着しません。はずします。
あとで都合悪くなるからです。

胴体部の組み立て ~ 完成


FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

FGザクの胴体は、なんと前と後ろを貼り合わせるのみ。
そして当然ポリキャップがないので、頭や腕をこの段階ではさみこみます。
なので、前もって、接合してからではやりにくい部分となる頭部と脇の下の部分を写真のように塗装します。塗装する色は、HGUCなど他のシャアザクの説明書の色を参考にしてもよいですが(私共はたまたまMG・HGUCのシャアザクがなくオリジンのみ)、赤に黒を少し混ぜたのでOKっぽいので、塗ります。


FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

胴体裏を黒く塗っています。


FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

前後と左右を間違えないようにして腕と脚をはめこみ、胴体パーツを接着します。
接着後はワゴムなどを巻いて止めて、軽く圧力をかけておきます。
完全に接着するまでは各関節は動かさずに放置。


FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

ここで、さっき頭部の組み立てのときに動力パイプもやってしまわなかったのかの理由が判明します。
動力パイプがあると、肩の部分の合わせ目消しや塗装の際に邪魔になるからです。
逆にパイプがないと、肩の部分に何の妨げもないため、作業がスムーズに行なえるわけです。(写真下)
だから、動力パイプのパーツは後付けにて行いました。


FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

その肩の接合ラインに合わせ目消し用にパテをうめました。
胴体はなかなか接着剤の接合だけでは頼れない部分があるので、今回は妥当な理由で合わせ目消しにはパテを使用しました。


FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

こちらは胴体脇の部分。
すでに塗ってある箇所と、もともとディテール設定となっているラインは合わせ目をうめないでおきます。


FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

その後、胴体をシャアザクの赤系の色で塗装します。
写真は、1回塗った段階で、まだまだ下地がみえてます。何度か重ね塗りを要しました。
バックパック


FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

組み立てといってもバーニアを2こくっつけるだけです。
まずはちょっと鮮やか目の赤(もちろんつや消し)でバックパックを塗装します。


FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

バーニア接合部と、排気ダクトはつや消し黒です。一時期このパーツをHGUCに流用するという技がありました。当時のHGUCザクにはバーニアがついてなかったから。


FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

あまりみえないんですけど、裏面も、黒く塗装します。


FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

バーニアを黒鉄色で、バーニア内部はつや消し黒で。


FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

バーニアとバックパックを胴体に接着、その後胴体の動力パイプ(仕上げる要領は他のパイプと同じ)を接着します。塗装が雑いの失礼。


FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)

そして最後に、頭部動力パイプをつなぎます。

完成 ファーストグレード 1/144 MS-06sシャア専用ザクII
FGシャア専用ザクの製作(プラモデル,ガンダム)