「ガンプラ」全行程を撮影、製作・作り方を細かく公開しています

ガンプラ 製作 徹底解説
HGUC 1/144 RX-78-2ガンダム 新生版 の作り方

発売月 2015年07月25日 / 標準小売価格 1,100円(税別)

新金型で新生版として発売された、No.191 HGUC 1/144 RX-78-2ガンダムの作成手順をすべて撮影しました。完成画像も含めその作り方行程をすべて掲載いたします。

HGUC RX-78-2ガンダム (ガンダム)

HGUC 1/144 RX-78-2ガンダム

 

機動戦士ガンダム登場、いわゆる1stガンダム、一年にてアムロが乗ったガンダムです。

幾度となく製品化されましたが、これは2001年に発売されたHGUC RX-78-2ガンダムとは別製品、2015年・新金型による「新生レボリューションモデル」として発売されているものです。


箱写真

完成写真

新・旧・比較

比較すると、全体的なプロポーションの違いがわかります。新生版は比較的スリムです。シールドも長いめ。


両肩の位置とか、背中のバーニアの大きさも異なっています。

でもなによりおおきなちがいはバンダイ公式や他の方がレビューされている通り、関節可動範囲の広さにあります。

劇中シーン再現も。



パーツ写真 (タップして別窓拡大)

HGUCRX-78-2ガンダム,ガンダム

HGUCRX-78-2ガンダム,ガンダム

HGUCRX-78-2ガンダム,ガンダム

パーツは組み立ての前に洗うことをおすすめします。
参考:開封したらまずパーツ洗浄

製作時気になったところ・アレンジ・加工など

合わせ目を消す箇所は、いくつかあり、主にといった装備系統にありました。

ガンプラ,RX-78-2ガンダム
脚部

ガンプラ,RX-78-2ガンダム
ハイパー・

ビーム・のセンサーは、切り離し箇所が判別しづらくうっかり違う箇所が切り取らないよう注意です。私はネック部分を切除してしまいました。
やむなく瞬間接着剤で対処しましたが切断面がつぶれてしまっていて完全につながらず。


ガンプラ,RX-78-2ガンダム


塗装について

すべてパーツ地のまま活かし、水性ホビーカラー・つや消しクリアーの筆塗りのみで作りました。
ただしは色を分ける目的で別色で塗っています。

また、装甲ウラ面へのグレー塗装をいくつか行いました。

ガンプラ,RX-78-2ガンダム

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ペーパーがけ面はポリシングクロスで消してます。
ハセガワ・スーパーポリッシングクロスでから拭きするだけで、ペーパーがけ跡のザラザラ部が消せます。
 
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装甲板裏面は水性ホビーカラー、H-69 RLM75グレーバイオレットを塗りクオリティを上げてます。

RLM75グレーバイオレット。 Mr.カラーにも同色あります。

パネルライン(=パーツに形成された装甲のつなぎ目みたいなスジ線を指します)へのスミ入れ は、超極細ペンのコピックマーカー0.03(文具店で入手)と、ハケ付きエナメルカラースミ入れ用 を両方使用。

エナメルカラー(上)、コピックマーカー(下)

その他の必須工具

  • ニッパー
  • タミヤセメント(合わせ目消し用)
  • 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
  • ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
  • 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)

今回はこのガイドの指示通りの色で塗っておりませんのでご了承くださいませ

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胴体・上半身部

ガンプラ,RX-78-2ガンダム

黄色いのは、胸部のインテーク部分。
先にスミ入れを行っておきます。使っているのは、タミヤエナメルカラー スミ入れ用刷毛付き黒。

ガンプラ,RX-78-2ガンダム

ガンプラ,RX-78-2ガンダム

インテーク部を、胴体青パーツの裏側から差し込みます。
このとき黄色い部分が肩関節隙間からみえないよう、適当にグレーで塗って隠しました。

ガンプラ,RX-78-2ガンダム

前からみるとこうなります。胴体胸部にもスミ入れを行っております。

ガンプラ,RX-78-2ガンダム

腕の接合ポリキャップを両肩部へ差し込みます。

ガンプラ,RX-78-2ガンダム

腰部とつなぐための関節部位を作ります。ポリキャップを差し込みます。

ガンプラ,RX-78-2ガンダム

それを胴体腹部の裏側に差し込みます。

ガンプラ,RX-78-2ガンダム

ガンプラ,RX-78-2ガンダム

腹部の赤い部位。両脇にはスミ入れしてます。
これを胴体裏側から差し込みます。

ガンプラ,RX-78-2ガンダム

そして背中側パーツを貼り合わせます。

ガンプラ,RX-78-2ガンダム

ガンプラ,RX-78-2ガンダム

ガンプラ,RX-78-2ガンダム

背中のランドセルをつなぎます。推進バーニアの奥には黒く塗りつぶしを。

ガンプラ,RX-78-2ガンダム

ガンプラ,RX-78-2ガンダム

ビーム・格納形態。パーティングラインと呼ばれる生産上発生する不要な凸線がありますので、これをペーパーがけなどで消します。
くぼみも見つけました。これもペーパーがけで消せます。が、やりすぎて円筒が平べったくならないよう注意です。

ガンプラ,RX-78-2ガンダム

ガンプラ,RX-78-2ガンダム

基部を、背中ランドセル上部へ差し込みます。
次に、首まわりの黄色い部位、これを差し込みます。

ガンプラ,RX-78-2ガンダム

首パーツを差し込みます。

ガンプラ,RX-78-2ガンダム

これで、胴体・上半身部が完成しました。

次のページでは、頭部の組み立てを全掲載・解説します。