「ガンプラ」全行程を撮影、製作・作り方を細かく公開しています

ガンプラ 製作 徹底解説
HGUC 1/144 ガンダムGP01 (0083)の作り方

発売月 2006年10月 / 箱掲載小売価格 1,200円

OVA機動戦士ガンダム0083、連邦軍が「ガンダム開発計画」としてアナハイムと共同試作したMS、「ガンダムGP01 ゼフィランサス」。このHGUC 1/144プラモデルの作成手順をすべて撮影、完成画像および作り方を細かくご案内いたします。

HGUC ガンダムGP01 (ガンダム)

ガンダムGP01 HGUC1/144 プラモデル

 

OVA 機動戦士0083 「スターダストメモリー」にて登場した、試作型ガンダム。

RX-78-2(アムロが乗ってたガンダム)の純粋な発展型で、コアファイターもあります。
この試作一号機「ゼフィランサス」と、2号機「サイサリス」が建造されました。

サイサリスは戦術核を搭載したMSで、ジオン残党のアナベル・ガトーにより強奪され、物語前半は奪われた2号機と、なりゆきで1号機専属パイロットとなったコウ・ウラキの追撃戦が展開されます。

途中で宇宙に上がったものの、地上用の装備のままだったためGP01は思うように動けずケルググMに大敗、機体は著しく損傷しました。

そののちに「フル・バーニアン」として宇宙戦用にリニューアルされました。こちらはGP01fbとのコードネームが与えられています。HGUCでは別製品で販売されています。


箱写真

完成写真
ガンダムGP01 0083

ガンダムGP01 0083

ガンダムGP01 0083

付属品はビーム、90ミリマシン
コア・ファイターIIもおまけとしてついています。ただし変形・本体との合体はしません。


気をつけた点

頭部のアンテナ、折れやすいです。 そして折りました。扱い注意です。
HGUC GP01ガンダム

合わせ目を消す箇所も多くはないけどありました。
ガンプラ,ガンダムGP01

塗装について

本体の白と、赤、黄色はパーツの色のままで、つや消しクリアーのみを筆塗りしました。青は塗りました。

シールドはシールがついていますが色あわせのため今回は塗りました。筆塗りなのでムラ隠しが大変でした。
ガンプラ,ガンダムGP01

ほかにも、部分塗装しなければならない箇所が数箇所あります。これは各詳細解説ページにてご案内致します。

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ペーパーがけ面はポリシングクロスで完全に消してます。
ハセガワ・スーパーポリッシングクロスでから拭きするだけで、ペーパーがけ跡のザラザラ部が消せます。
 
Amazon.co.jpでも普通に入手できます。

装甲板裏面は水性ホビーカラー、H-69 RLM75グレーバイオレットを塗りクオリティを上げてます。

RLM75グレーバイオレット。 Mr.カラーにも同色あります。

パネルライン(=パーツに形成された装甲のつなぎ目みたいなスジ線を指します)へのスミ入れ は、超極細ペンのコピックマーカー0.03(文具店で入手)と、ハケ付きエナメルカラースミ入れ用 を両方使用。

エナメルカラー(上)、コピックマーカー(下)

その他の必須工具

  • ニッパー
  • タミヤセメント(合わせ目消し用)
  • 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
  • ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
  • 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)

今回はこのガイドの指示通りの色で塗っておりませんのでご了承くださいませ

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パーツ一覧 (タップして大きく表示)

 

HGUCガンダムGP01,ガンダム

HGUCガンダムGP01,ガンダム

 

HGUCガンダムGP01,ガンダム

HGUCガンダムGP01,ガンダム

HGUCガンダムGP01,ガンダム

 
パーツは組み立ての前に洗うことをおすすめします。参考:開封したらまずパーツ洗浄  

HGUC 1/144 ガンダムGP01 作り方・製作手順解説 腕部

ガンプラ,ガンダムGP01

ガンプラ,ガンダムGP01

ガンプラ,ガンダムGP01

組み立て説明書では、腕の組み立てが最初です。
最初に、腕の内側にポリキャップを3種類、差し込みます。

ガンプラ,ガンダムGP01

ガンプラ,ガンダムGP01

反対側を貼り合わせます。
このときの合わせ目は消します。→合わせ目

ガンプラ,ガンダムGP01

ガンプラ,ガンダムGP01

かわってこれは、肩関節部分。
ポリキャップを間に挟んで貼り合わせます。

ガンプラ,ガンダムGP01

差し込むパーツをもうひとつ追加します。

ガンプラ,ガンダムGP01

ガンプラ,ガンダムGP01

肩装甲パーツをつなぎます。
この肩装甲の裏側はクオリティ上げのためRLM75グレーバイオレットで塗っています。

ガンプラ,ガンダムGP01

もう片方の肩装甲パーツを貼り合わせます。

ガンプラ,ガンダムGP01

肩の姿勢制御バーニアです。色分けのための塗装をしました。円の内壁はガンダムでよく使うイエロー、「イエロー+オレンジイエロー」の配合によるもので、これまで複数のガンダムを作ってきたのでたくさん余っています。それを使いました。
円の外側の、一番奥はつや消し黒、筆では塗りにくいので0.02マーカーを使って塗りつぶし、その上からつや消しクリアーを塗って仕上げました。

ガンプラ,ガンダムGP01

肩へ取り付けます。

ガンプラ,ガンダムGP01

これは上腕部。ひじと肩の間の腕の部分。
ゲート跡と、パーティングラインがあるのでこれは消します。
パーティングライン》

ガンプラ,ガンダムGP01

上腕部を肩へ差し込みます。向き注意。

ガンプラ,ガンダムGP01

最初に組み立てておいた腕部もつなぎます。関節用のグレーパーツを間に差し込んでから。

ガンプラ,ガンダムGP01

腕につなぎます。

ガンプラ,ガンダムGP01

こぶしです。甲とてのひらとをはさむだけ。
これと、握る用が用意されています。

ガンプラ,ガンダムGP01

拳をつなぎます。

ガンプラ,ガンダムGP01

これで腕部が完成しました。
もう片側の腕も同様の手順で作成、完成させておきます。
行程は同じなので掲載は省略します。

次のページでは、脚部の組み立てを全掲載・解説します。