HGUC 1/144 Gアーマー プラモデルの解説
一時期は上記理由でHG化・MG化はないだろう とまでいわれていましたが、2004年にHGUCが発売、2009年にMGが発売されました。
HGUCモデルは、RX-78-2ガンダムもついてくる「Gアーマー」。
しかし私としてはHG系RX-78-2ガンダムの製作は、3機め。もうさすがにきついので、今回の掲載はGファイター としてのみ、製作・掲載、Gアーマー関連は専属パーツのみ製作し、既存のHGUCガンダムを流用致しております。
同梱のガンダムは初期型のHGUCとほぼ同じものと思われるので、参考はこちらをどうぞ
箱写真
完成写真・Gファイター
下部の無限軌道(キャタピラ)は収納可能で、この写真では見えませんが出ています。
Gアーマー
HGUC 1/144のガンダムが付属されていますが、すでに完成している同品を流用し、Gアーマー用のパーツ製作仮定のみを掲載予定としております。製作中です。 しばしおまちください。
パーツ色を活かしつや消しクリアーのみで対応できるかなと思ったのですが、広い面積&濃い地色の上から筆塗りつや消しクリアーの相性は最悪塗った跡がモロ見えになってしまいます。
なので、つや消し色の同色で塗り直すことにしました。
冒頭で述べている通り同梱のガンダムは組み立てずパスしています。
ボディカラーは塗る面積が広く筆塗りは不利。 できればエアブラシを使いたいものですが私の製作環境下ではいまだにスプレー塗装がゆるされておりません。
なので、 乾燥が遅いゆえに筆ムラの少ないタミヤ・エナメルカラーを使用しました。
色はカラーガイドの通り混ぜあわせるのが正統なのですが、完全に自己流で決めて塗っています。
メガ粒子口は穴を開け貫通させました。
これにより、奥のつきあたりの塗装がやりやすくなります。
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ペーパーがけ面はポリシングクロスで完全に消してます。
装甲板裏面は水性ホビーカラー、H-69 RLM75グレーバイオレットを塗りクオリティを上げてます。
RLM75グレーバイオレット。 Mr.カラーにも同色あります。
パネルライン(=パーツに形成された装甲のつなぎ目みたいなスジ線を指します)へのスミ入れ は、超極細ペンのコピックマーカー0.02(文具店で入手)と、ハケ付きエナメルカラースミ入れ用 を両方使用。
エナメルカラー(上)、コピックマーカー(下)その他の必須工具
- ニッパー
- タミヤセメント(合わせ目消し用)
- 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
- ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
- 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)
今回はこのガイドの指示通りの色で塗っておりませんのでご了承くださいませ
製作開始 作り方手順 徹底解説 (HGUC Gアーマー)
パーツ一覧 | |
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パーツ一覧です。RX-78-2ガンダムのも含まれています。 (パーツ画像はクリックで拡大します) |
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HGUC 1/144 Gアーマー Aパーツを組み立てる 製作手順 および 解説です |
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① |
Gファイターの前半分、Aパーツを組み立てていきます。 ここは無限軌道部。 商標ですがあえていうならキャタピラ。 中に組み込むパーツが2個あり、忘れがちです。注意。 |
② |
これも中にはめ込むパーツ。 |
③
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さらにもうひとつ。 |
④
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フタを閉める感じでキャタピラ土台部を組み立てます。 ここの合わせ目はムリして消さなくてもいけそう。 また、。事前にすべての中入れパーツが入っているかどうかも再度確認をしたほうがよいかも。 |
⑤ ⑥ |
四角い受け皿のようなこのパーツ、これがキャタピラ車輪部あたりになります。 さきほどのパーツを中へ差し込みます。 |
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さらに追加するパーツ。 この中にはポリキャップをはめ込みます。忘れがち。 |
⑦ |
この部分はキャタピラ自体を稼働(移動)させるためのパーツ。 先端の輪のとこに通して、貼り合わせ、 合わせ目はけします。 |
⑧ |
車輪 を組み立てます。 全部で6つ。 ですが2こだけパーツ番号が異なってます。 前後をくっつけるだけ。ここは接着したほうがよいかと思います。 完成後になんらかの拍子で外れたら復旧がややこしそうだから。 |
⑨ |
車輪を塗ります。 といっても、もともとパーツ色がいい色してるので、塗らなくてもよさそうなのですが、一応塗りました。最近よく使うRLM75グレーバイオレット。 |
⑩ |
車輪を差し込みます。6つの差し込み箇所のうち、まんなか残し、両端を。 |
⑪ |
これが別パーツになっていた、真ん中の転輪。 組み立てプロセスは同じ。違いはキャタピラ接続口があることです。 |
⑫ |
残している真ん中のさしこみへ。 |
⑬ |
つぎ、帯を巻きます。覆板(りはん) ていうらしい。 1つ1つのすきま溝に、スミ入れをしています。 |
⑭ |
車輪の四角いくぼみへ、覆板の真ん中にあるでっぱりを差し込み、 そこからぐるっと車輪にまいていきます。 HGUCガンタンクと同じ手順。 |
⑮ |
軟質パーツですので曲げられます。 |
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そして、もう片方の車輪の四角穴に、両端の留め具を差し込みます。 反発に負けてしまうときは瞬間接着剤のお世話になりましょう。 |
⑰ |
これで無限軌道部が完成しました。 |
機首部 | |
⑱ |
インテークです。 別パーツになってます。 なので、いまのうちにグレーで塗っておきます。 以降も、グレー部はすべてRLM75グレーバイオレットを使い、取扱説明書のカラーガイドは完全に無視っちゃってますご了承を。 そうそう、機体紺色も、この段階で塗装です。塗るのならば。 |
⑲ |
Aパーツ本体の裏側から、インテークを差し込みます。 このパーツ、万一完成後にはずれてしまうと復旧がほぼ不可能なので、瞬間接着剤で固定しちゃいましょう。 |
⑳ |
・・・このようになります。パーツが分かれているとやりやすい。 |
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さっきの無限軌道を間にはさみ、 機体部を貼り合わせます。 |
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このときできた合わせ目は消します。ピンセットで指してる箇所です。 それ以外の合わせ目は以降つけられるパーツで隠れるので放置で大丈夫。 |
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・・・ですが、機体部の紺色を塗るのに、底面のみ無限軌道部が邪魔をしてきます。マスキングするかもしくは、この面のみ組み立ての前に塗っちゃいます。 |
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こんな感じ。 塗る方はこの段階で。 ちなみに私はこの広い面を筆塗りするのに有利なエナメルカラーを使いました。 あと、このブルーはガンダム胸部のブルーとは明らかに異なる配色です。 |
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黄色パーツのとりつけ。 塗る場合は組み立ての前に。 |
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機首先端部を組み立てます。 上と下とで、機首を挟み込みます。 これも塗る場合は組立の前に。合わせ目は、気にしなくともいけそうです。 |
コクピット | |
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コクピットを塗り仕上げます。全体をイエローで塗ります。(塗らなくてもパーツ色が活かせます) この座席のパイロット、すべてけずりとり、1/144のパイロットを自作する強者がおられます。 私はそのような時間余裕がないのでやりませんが、せめてカラーリングだけでもしてあげることにします。 まずはコクピット内部を適当なグレーで、らしく塗ります。 |
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組み立て後の撮影になってしまいましたが、 パイロットスーツを資料参考に塗りました。といっても黄色はパーツ色のまま、胸部とヘルメットを塗った程度です。 これだけでも、それっぽくみえてくれます。 もうすこしヘルメットのガラス面を広く塗ろうかな。 超絶細かいので爪楊枝の先端を筆代わりに仕上げました。 |
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コクピットを差し込みます。 |
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キャノピーを上からかぶせます。 クリアパーツなので、ゲート消しのペーパーがけ、接着剤による汚れに注意、です。 |
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機首部は、これで完了。 |
メガ粒子 | |
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ここからは、メガ粒子の組み立てです。 接続部にポリキャップを1こ。 |
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貼り合わせます。 ここの合わせ目は消します。 |
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この部分だけは消しません。活かします。 |
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砲の先端です。 フタ閉じられてる状態ですので、 ここは貫通させることに致します。 |
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ピンバイスで穴をあけ、棒ヤスリで穴を広げていきます。 |
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貫通しました。 |
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この段階で気づきました。穴あけてもすぐに壁があるので、 意味なかった。 とはいえ、奥の塗装はやりやすくなりました。 |
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差し込みます。 |
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左右ともつくります。これでメガ粒子部は完了。 |
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中央のつながれてる部分。 ポリキャップを中に1コ。 |
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フタ閉じの要領で貼り合わせます。 合わせ目は、消さなくても目立たないようです。 |
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さっき組み立てたメガ粒子を、左右つなぎます。 左右の向き注意です。 |
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本体へつなぎます。 その前にベースになるこのパーツ、先に差し込みます。 |
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そしてメガ粒子を。 |
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その時に気づいたのですが、輪の形の部分、ここはグレーの方が望ましい感じがしました。 なので、輪部分のみグレーで塗っています。 で、メガ粒子を差し込みます。 |
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Aパーツが完成しました。 |
掲載日:2017年12月10日 日曜日 | |
次のページは現在制作中、Bパーツの組み立て手順です。 2.Bパーツを組み立てる(順次公開)》 |