未塗装・素組みで、ペーパーがけのみで合わせ目を消し仕上げる、 ハセガワ ポリッシングクロスを使った仕上げ方法
昨今のガンプラは色分けがうまくできていて、未塗装・素組みでも十分な色分けができていて、塗装しない派・できない派に嬉しい作り方ができるようになってます。
とはいえ、できるならやっておきたい、合わせ目を消す作業。
瞬間接着剤やランナーパテを使っても、ペーパーがけで確かに消せます。が、どうしてもペーパーがけの痕跡ができてしまう。
この痕跡を除去する方法のひとつとして、ハセガワ・ポリッシングクロスを使って消す方法があります。
その方法を簡単にご紹介します。
あくまで一例ですので、ほかにもいろいろ方法はあるかと思います。
これはHGUC ジュアッグ UCバージョンの腕パーツ。
320番ペーパーがけであらかた削った状況。
このあと600番で荒目をとりさらに1000番のペーパーがけを行い、さらに目をできるだけ細かくします。
最後に2000番のペーパーがけをします。
最後の仕上げに、ハセガワ ポリッシングクロスを使い、磨き材使わずそのままふきふきして、
ペーパーがけ跡を除去。ちょっと力強い目に。
合わせ目ごとペーパーがけ跡が消え、本来のパーツのようになじんでくれました。
ただ、ゲート跡などはわずかに残ってしまうようです。
また、タミヤセメントなどの接着剤での合わせ目消しの場合、色の濃いプラ素材には適しておらず、合わせ目が接着剤で白いスジになってしまうこともあるようです。
例その2,HGUC ハンブラビの脚パーツの合わせ目をこれから消します。
最近のガンプラはHGであっても色分けがほどよく行われていて、塗装をしなくても十分なクオリティを保てる、素組みに嬉しい製品になってきています。
クオリティをさらにあげるには塗装は避けてとおれませんが、私はこの方法を用いて塗装をせずに仕上げているときもあります。
HGUC ハンブラビの脚パーツ。合わせ目をこれから消します。
320番のペーパーがけをして、はみでたセメントを削り取ったとこ。
この状態ではペーパーがけの跡が荒々しく残っています。
さらに1000番→2000番と細かいペーパーでならしていきます。
それでも完全には消えません。
ポリッシングクロスで磨いたとこ。
ゲート跡の痕跡は残りましたが、
ペーパーがけ跡はきれいにきえてくれました。
<PR>
使用した製品(後継品)