「ガンプラ」全行程を撮影、製作・作り方を細かく公開しています

ガンプラ 製作 徹底解説
HGUC 1/144 サザビー の作り方

発売月 2008年6月 / 標準価格 2,800円 (税別)

機動戦士ガンダム逆襲のシャア登場、ネオ・ジオン総帥シャア・アズナブルの専用モビルスーツ、サザビーHGUC 1/144プラモデルです。全長25.6mですから、HGUCガンプラ の中では比較的大きめのサイズになりました。

HGUC サザビー

サザビー HGUC 1/144 プラモデル

機動戦士ガンダム逆襲のシャア登場、新生ネオ・ジオン総帥シャア・アズナブルの専用機として開発されたモビルスーツ。

ネオ・ジオン軍内で基礎設計を行い、月面のアナハイム・エレクトロニクス社に建造を依頼、MSとしての基本性能と、ニュータイプ専用機としてのサイコミュ関連の性能とのバランスが取れた傑作機として完成されました。

コクピットは頭部、モノアイの向こう側。

ほぼ同等の性能を持つ、アムロの駆るνガンダムと激闘、ファンネル戦、銃撃戦、近接戦、果ては殴る蹴るの格闘までくりひろげましたが、アクシズに激突した際に脱出用コクピットブロックが離脱、それをνガンダムが捕らえることで決着。

ちなみに、左腰にある音楽記号のようなマークは、シャアの「キャスバル・レム・ダイクン」のC・Dをアレンジしたもの。


箱写真
HGUC サザビー ガンプラ

完成写真
HGUC サザビー

付属品は、トマホーク、ファンネルと豊富です。
ファンネルには稼働ギミックはなく単なるアクセサリー。本体へ格納する機構はついてません。本体へは格納状態のパーツが別にあります。

HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作
HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作


改良点・塗装について

バーニアの内側のオレンジは、塗装がいります。
HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

ビーム・の赤いパイプは塗らねばなりませんでした。

HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

その他は、HGUCプラモデルらしく色分けはほぽ完璧です。
そして、そのパーツ自体の色も、さほど誤差がないように感じました。
合わせ目が隠れるようにできているので、合わせ目消しという手間がありません。これはバンダイのプラモデル開発技術の賜物だと思います。

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ペーパーがけ面はポリシングクロスで完全に消してます。

装甲板裏面は水性ホビーカラー、H-69 RLM75グレーバイオレットを塗りクオリティを上げてます。

RLM75グレーバイオレット。 Mr.カラーにも同色あります。

パネルライン(=パーツに形成された装甲のつなぎ目みたいなスジ線を指します)へのスミ入れ は、エナメルカラーを使用。

エナメルカラー(上)

その他の必須工具

  • ニッパー
  • タミヤセメント(合わせ目消し用)
  • 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
  • ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
  • 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)

今回はこのガイドの指示通りの色で塗っておりませんのでご了承くださいませ

CG合成/デジラマ

HGUC サザビー CG

パーツ一覧

 

HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

 

HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

 

HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

 

HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

 

HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

HGUC 1/144 サザビー 胴体・上半身部の作り方・製作手順 の 解説です


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

胴体のくみたてです。
フレームに相当するパーツに装甲を飾り付けていく、そんな感じで組み立てていきます。
まずは、胴体パーツの片方に、首関節パーツを差し込みます。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

下の方にの四角い穴に、ポリキャップパーツを差し込みます。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

胴体パーツを貼り合わせます。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

つぎは、肩装甲と、肩関節部分を組み立てます。
これは肩関節パーツ。
このギザギザ全部に、スミ入れをします。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

そしてこれが肩関節。
ポリキャップパーツを差し込みます。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

そのパーツを、肩装甲の裏側から外へ通します。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

胴体フレームへ差し込みます。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

反対側も同じ要領で組み立てます。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

・・こんな感じ。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

次はジオン系モビルスーツの特徴ともいえる、動力パイプ。
実はこのパーツには、パーティングラインが縦についてしまっております。
ですのでペーパーがけをしてこのラインを除去します。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

首飾りをつけるように、動力パイプパーツを胴体へ差し込みます。
そういえばここ、 νガンダムにひきちぎられた部分なのを思い出しました


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

次は腹部のメガ粒子口部。
黄色パーツはパーツの色がいいので塗らなくてもいけそうです。が、スミ入れはしています。
塗装の場合、黄色の色配合は、イエロー70%、オレンジイエロー30%と取説に掲載されています。
スミ入れはかなり厄介です。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

そして外側の赤いパーツ。これを土台にして黄色と赤をはめあわせます。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

砲口部を胴体へ差し込みます。
上下向きがきめられていますので気をつけて。
角度が深い方が上で、浅い方を下に向けてさしこみます。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

かわってこれは、背中につくパーツ。つなぎます。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

さらにこれは、胴体前、
いわばフロントカウルみたいな部分。さっきまでの赤ではなく、明るい赤です。パッと見わかりにくいですがサザビーは2色構成。濃い赤と鮮やかな赤。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

それを胴体へ差し込みます。
取り外し機構らしいので、接着剤は使わないで。とあります。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

次、腹部の動力パイプ。
これもパーティングラインがあります。ペーパーがけして消してしまいます。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

胴体へ差し込みます。(先にスミ入れしています)


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

パイプは左右組み立て。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

これはそのパイプの上にかぶせるようなパーツ。パーティグラインがありますから、消します。
これも2こ準備します。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

胴体へ差し込みます。
向きが決められていますので、まちがえないように・・・


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

最後はバックパック。
背中側のパーツ(薄い方)に、ポリキャップを差し込みます。
ここには後に、プロペラントタンクが装着されます。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

スラスター部。バーニアともいいます。
バックパックに装着されるものです。
サザビーのスラスター内部は、すべてイエローで統一されています。しかしその色分けだけは施されていないので、自分で塗装することとなります。
下地の白、これがまた、一度塗っただけではだめなんで、重ね塗りの手間もいります。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

小さい方のスラスターパーツを差し込みます。黄色い矢印の箇所。
2こあります。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

バックパック本体を貼り合わせます。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

このとき、とりつけた2このポリキャップの向きに十分注意です。
穴と穴がきれいに重なるように位置していないと、写真のようによそ向いたまま組み上がってしまいます。
こうなってしまうと、またはがさねばならないのですが、はがすのは容易ではありませんでした


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

これが正しい位置。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

もうひとつ、ポリキャップを入れて、
反対側から大きい方のスラスターを差し込みます。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

胴体・背中に差し込んで、完成です。


HGUCサザビー(プラモデル,ガンダム)の製作

胴体・上半身部の完成です。

次のページでは、頭部の組み立てを全掲載・解説します。