HGプラモデル 1/144 Gセルフ の解説
箱写真
パーツ写真
パーツは組み立ての前に洗うことをおすすめします。
参考:開封したらまずパーツ洗浄
今回は、リクエストをいただいた方の大半が18歳以下の小中高校生だったのもあるかもしれませんが、塗装無しの掲載リクエストが多くありました。なので塗装が必須になるパテ埋めのような加工も改良もありません。そもそもどのガンプラもしないほうが多いです。
塗装について
主要カラーは塗装せず、色プラの地の色をそのままにしています。
塗装必須箇所にも、付属シールを優先して使い、塗装はやむをえない箇所等最小限にとどめています。
スミ入れは、0.03ミリの市販ペン(コピック)を使いました。
胴つや消しクリアーのみ塗っています。
ペーパーがけ面はポリシングクロスで消してます。
ハセガワ・スーパーポリッシングクロスでから拭きするだけで、ペーパーがけ跡のザラザラ部が消せます。
Amazon.co.jpでも普通に入手できます。
装甲板裏面は水性ホビーカラー、H-69 RLM75グレーバイオレットを塗りクオリティを上げてます。
RLM75グレーバイオレット。 Mr.カラーにも同色あります。
パネルライン(=パーツに形成された装甲のつなぎ目みたいなスジ線を指します)へのスミ入れ は、超極細ペンのコピックマーカー0.03(文具店で入手)と、ハケ付きエナメルカラースミ入れ用 を両方使用。
エナメルカラー(上)、コピックマーカー(下)
その他の必須工具
- ニッパー
- タミヤセメント(合わせ目消し用)
- 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
- ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
- 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)
製作開始 作り方手順全部撮影&解説 (HG Gセルフ)
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胴体・上半身部 |
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① |
先に、耳あたりに相当する部分に、シールを貼ります(黄色く○でかこっている部分を使います。) |
②
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顔パーツへ、左右を間違えないように、そしてズレたりしないように気をつけながら貼ります。 ここは実際は円を描くように黄色く縁取られているのですが、HG 1/144での再現は難しいようです。 |
③ |
頭部の後ろパーツに、顔パーツを貼り合わせます。 合わせ目は、消していません。 首のあたりのくぼみにはグレーで塗装をしてますが、この部分隠れるのでほとんど効果ありませんでした。 |
④ |
後ろ。センサー部へシールを貼ります。 シールは小さいので紛失注意です。 |
⑤ |
さらにシールを貼ります。 |
⑥
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それ以外のラインへはスミ入れをします。 今回はエナメルカラーを使わずに、通常の極細マーカーよりも細い、製図デザイン用のコピックマーカー0.03を使用しました。 はみだしても、すぐなら指でこすって消せます。 |
⑦ |
顔の赤パーツを切り離します。 ゲートの位置を間違えないように注意です。 |
⑧ |
目シールを貼ります。 左右ズレがないようにと、何度も貼り直しをすることになりました。 塗装するのと大差ない難易度でした。 |
⑨ |
赤パーツを、顔へ差し込みます。 今回、差し込みやはめ込みは接着剤を使用していません。 接着剤は、合わせ目を消す時や使用しないとすぐに外れる箇所に限定しています。 |
⑩ |
マスク部分。 小さいパーツはランナーについている状態のままでスミ入れをします。 |
⑪
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顔へ差し込みます。 |
⑫ |
最後のパーツ、前部。 触角型アンテナは、設定画ではもうすこし尖っていますので、それに習って少し耐水ペーパーで削って尖らせてみることにしました。 |
⑬ |
ただし今回は尖らせもやや控えめにしました。 |
⑭ |
それを顔パーツの上からかぶせるように差し込んで、完了です。 |
⑮ |
額のところへはシールを。 もちろん、塗装でもよいです。 |
⑯
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その他のシールも貼ります。 |
⑰ |
バルカンの黄色は、色分けがされていません。 なので、ここは水性ホビーカラーのイエローに少しオレンジイエローをまぜた、ガンダムイエローに近い色を作って、極細の筆で塗装しました。 触角アンテナがじゃまをするのでガンダムマーカー等では塗りにくい箇所かもしれません。 |
⑱ |
バルカン穴にはスミ入れで黒く塗ります。 これで、頭部の製作は完了です。 次は胴体・上半分を組み立てます。 |
次のページでは、胴体・上半身部の組み立てを全掲載・解説します。 |