ガンプラ 製作 徹底解説

HGUC 1/144 V2ガンダム の作り方 (PAGE-2)


発売月 2013年11月 / 価格 \1,000 ~ \1,400
機動戦士Vガンダム(ビクトリーガンダム後半の主役MS、「V2ガンダム」HGUC 1/144プラモデルの作り方を掲載します。
このページでは、頭部の作り方の手順をすべて撮影し、説明書並みに掲載し解説しております。
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HGUC V2ガンダム
LM314V21 V2ガンダム HGUC1/144 プラモデル

完成部位写真

V2ガンダムは全長15m程度の小型機なので、頭部も小さい。

ツインカメラ(目)や、その周りの赤×黒色分けは、シールがついているのですが、とにかく小さいため失敗しやすい。何度はりなおしてもナナメになったり目の凹凸に合わなかったりと、ややこしい。これなら塗装したほうが早い、そう感じられる方は多いかもしれません。

改良点・塗装について

細かいスミ入れは、タミヤ・エナメルカラー(ハケ付きボトルタイプ)を使い、はみ出た部分をエナメル溶剤で綿棒や尖らせたティッシュでふきとる手順で仕上げました。小さなワンポイント付けくらいの箇所にはコピックマーカー0.03を使用。

エナメルカラー(上)、コピックマーカー(下)

ガンプラ,V2ガンダム
小さいパーツの切り離しは、紛失率が高いので、裏側にマスキングテープのようなものを貼って飛ばないようにすると、紛失する確率を下げられます。もちろん過信はいけません。

使った用具・工具

  • ニッパー
  • タミヤセメント(合わせ目消し用)
  • 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
  • ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
  • 筆を4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)

カラーガイド (説明書より)  クリックで拡大

今回はこのガイドの指示通りの色で塗っておりませんのでご了承くださいませ
ちなみに私が使った色
●本体ブルー・・・水性ホビーカラー 水色
●関節グレー・・・水性ホビーカラー・RLM75グレーバイオレット
●目(カメラアイ)・・・水性ホビーカラー エメラルドグリーン+白混ぜ適当
●ミノフスキードライブ・・下地にエナメルカラーのクロームシルバー、上から水性ホビーカラー・クリアイエロー
●コアファイターキャノピー部・・・水性ホビーカラー メタリックブルー

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HGUC 1/144 V2ガンダム 頭部の作り方・製作手順 の 解説

ガンプラ,V2ガンダム 目のフチの部分を黒く塗りつぶします。
スミ入れの要領で行いますが今回はコピックマーカーを使用して塗りました。0.03ミリの超極細ペン。ホビーショップには置いてなかったので文具店で購入。
ガンプラ,V2ガンダム はみ出してしまっても指でこすれば、乾かぬ前であれば容易に消えてくれます。
ガンプラ,V2ガンダム 次に、目の部分を塗ります。
がその前に下地色を塗ります。赤い地の上からの塗装では色の発色が弱いから。
目は水性ホビーカラーつまりアクリル系を使いますので、属性の違うエナメルカラーの白を塗ります。
このときははみ出さないよう注意をはらって。
ガンプラ,V2ガンダム 目を塗ります。
過去にガンダム系のツインカメラ用の配合色の控えがまだまだ残っておりますのでそれを使用。単純にエメラルドグリーンに白をまぜて適当にそれっぽい色にしたものです。
もしはみだしてしまったらアクリル系溶剤でいったん全部拭き落として再度塗ります。
ガンプラ,V2ガンダム

ガンプラ,V2ガンダム
とさかの所の、メインカメラを緑に塗ります。
ここもシールがついています。が、シールの色合いが、メタルっぽくて合わない気がしましたので、塗ります。
ガンプラ,V2ガンダム 次のステップです。
顔のマスク部分を切り離します。
冒頭解説にある通り、小さいのでうっかりするとなくしてしまいそうになります。
特に切り離しのときにピンッ て飛んでしまったら、探し見つけるの大変。
なのでマスキングテープなどでランナーと仮止めさせて飛ばないようにしてから、切り離します。
ガンプラ,V2ガンダム マスクは切り離し後もマスキングテープに貼った状態にして、も少しでもなくさないような配慮をしています。
マーカーを使い、スミ入れを先に行います。
ガンプラ,V2ガンダム
ほおの部分の縦線も見落とさずに。
ガンプラ,V2ガンダム その後先程の目を仕上げた赤いパーツと接合させます。
ガンプラ,V2ガンダム こんな感じになりました。
ガンプラ,V2ガンダム 後頭部パーツを切り離し、真ん中へ差し込みます。
ガンプラ,V2ガンダム これは前側。さきに部その他をスミ入れします。
この部分のスミ入れはタミヤ・エナメルカラーのハケで行っています。
ガンプラ,V2ガンダム 頭部の前後をつなぎます。
ガンプラ,V2ガンダム このときできる合わせ目 は、厳密に言えば消すべきなのですが、小さい上に近隣の必要なラインまで干渉しているのでとてもやりにくい。
これは難しいなと感じたらあえて消さずに残すのもありかと。あまり目立たないし。
ガンプラ,V2ガンダム 前からみたらこうなります。
ガンプラ,V2ガンダム 次のステップ。V字アンテナです。
先端にお子様配慮のためのとがり防止肉付けが行われています。
これをニッバーなどでバッツリ切り取り、ペーパーがけで仕上げて、尖らせます。
ガンプラ,V2ガンダム 切り落とし中。
ガンプラ,V2ガンダム

ガンプラ,V2ガンダム
Vアンテナはパーツの色をそのまま活かせそうなのでつや消しクリアーのみを筆塗りするのみでいってます。
それを頭部額へ。折れやすいので注意です。
なかなか入らず、力を入れすぎると折れそうになるし、アンテナが板バネ作用が働いてピンッてとんじゃうし。
ガンプラ,V2ガンダム その上からさらに白いV字パーツをかぶせるのですが、これもマスクに負けず劣らずの小さいパーツ。
マスキングテープなどで裏側を貼って飛ばないよう対処が必要です。
この直後貼りました。
ガンプラ,V2ガンダム それを差し込みます。
ガンプラ,V2ガンダム 最後に、一箇所だけスミ入れポイントがあったのでマーカーで入れました。
ガンプラ,V2ガンダム 概ね完成です。
ガンプラ,V2ガンダム 後部カメラのシール貼り もしくは、塗装します。
てっとり早い方法として、シールを塗ってから貼る、ていうのがあります。
この写真の通り、ラメがキツいと感じたので、色を変えようと思います。頭部へ直接塗装が本来のやり方なのですが、くぼみの中を塗るのではみ出しとか気にしなければなりません。
ガンプラ,V2ガンダム ですが、事前に貼るシールに色付しておいてから貼れば、はみ出しの手間も不要になります。
ガンプラ,V2ガンダム 前ページで完成させておいた胴体につなぎます。
ガンプラ,V2ガンダム 頭部が完成しました。
次のページでは腕部の組み立て手順を細かく解説しています。
3.腕部を組み立てる》(順次掲載予定)
1.胴体・上》 2.頭部 3.腕部》 4.脚部》
5.胴体・腰部》 6.付属品・コアファイター~完成》    

この「HGUC 1/144 V2ガンダム」作り方ページは、なるべく取扱説明書の順に解説してありますが、効率化とかを考えて順序を変えてあるときもあります。

また、ガンプラの作り方は10人いれば10通りあるように、この作り方がすべてではありません。

人によっては、この解説の中にも飛ばしていい項目もあれば、足らない項目もあるはずです。

すべてを鵜呑みにせず、自分に合ったガンプラづくりを目指してください。

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