「ガンプラ」全行程を撮影、製作・作り方を細かく公開しています

ガンプラ 製作 徹底解説
HG 1/144 ガンダム・バエル (鉄血のオルフェンズ)の作り方

発売月 2017年3月 / 箱掲載小売価格 1,400円(税別)

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第二期、ギャラルホルン秘蔵の伝説的MS、「ガンダム・バエルHG 1/144プラモデルの作成手順をすべて撮影、完成画像および作り方を細かくご案内いたします。

HG ガンダム・バエル (ガンダム)

HG 1/144 ガンダム・バエル

 

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ、第二期にて登場のガンダム・フレーム・タイプ MS。
厄祭戦を戦いぬいた伝説のMSで、アグニカ・カイエルの乗機。
厄祭戦終結後は神格化され、また阿頼耶識システムを搭載していたためギャラルホルン内の者では操縦できるものがおらず、ギャラルホルン本部「ヴィーンゴールヴ」の地下深くに眠るように安置されていました。


箱写真

 

完成写真


後部、羽のように伸びたスラスター部は大きく稼働します。

パーツ写真

HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

パーツは組み立ての前に洗うことをおすすめします。
参考:開封したらまずパーツ洗浄

製作時気になったところ・アレンジ・加工など

胴体の、パーツをつないだ跡が邪魔で、パテで消す等の対処が必要でした。
HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)


塗装について

ボディ色はすべて塗らずにパーツ色そのまま、水性ホビーカラー・つや消しクリアーの筆塗りのみで作りました。
ただし、関節色で塗らねばならないパーツも少なからずありました。
HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

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ペーパーがけ面はポリシングクロスで完全に消してます。
ハセガワ・スーパーポリッシングクロスでから拭きするだけで、ペーパーがけ跡のザラザラ部が消せます。


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装甲板裏面は水性ホビーカラー、H-69 RLM75グレーバイオレットを塗りクオリティを上げてます。

RLM75グレーバイオレット。 Mr.カラーにも同色あります。

パネルライン(=パーツに形成された装甲のつなぎ目みたいなスジ線を指します)へのスミ入れ は、超極細ペンのコピックマーカー0.03(文具店で入手)と、ハケ付きエナメルカラースミ入れ用 を両方使用。

エナメルカラー(上)、コピックマーカー(下)

その他の必須工具

  • ニッパー
  • タミヤセメント(合わせ目消し用)
  • 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
  • ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
  • 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)

今回はこのガイドの指示通りの色で塗っておりませんのでご了承くださいませ

胴体・上半身部


HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

バルバトスやヴィダールとパーツ形状が同じ、ガンダム・フレームの製作。
まずはフレームに接合される、首の当たり、えり状のパーツからです。
この首パーツの軸部分も、フレーム色で、シールがついてません。なのでフレーム設定色で塗ります。


HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

胴体フレームの裏側から、首えりパーツを差し込みます。
フレームパーツは基本塗らない方向でいきます。
これも他のガンダムフレームと同じ行程ですね。


HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

腕との接合部、ポリキャップを差し込みます。左右両方。


HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

背中側のフレームパーツを接合します。この接合のときに、これまでのガンダム・フレームのパーツにて起こっていた、腕用ポリキャップがうまくかみあわないという症状、改善されておりました。


HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

腹部フレーム。
これも他のガンダムフレームと同じ。
丸型ポリキャップを芯棒に差し込みます。


HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

それを胴体フレームへ。


HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

ここも他のガンダムフレームと同じですね。反対側から、貼り合わせます。
暗くて見えづらいですがスミ入れも行っております。


HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

フレーム部ができました。


HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

ここからがようやく、バエル専属パーツの組み立てです。
この白いパーツ、ランナーからはずすとき、誤って突起ごと切り離さないようにと、注意書きがありました。
確かに間違えやすいです。


HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

突起が残っているのが正しい状態。
今回、本体色の白は、塗らずにいきました。


HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

裏から差し込む、黄色パーツ。
左右2本のスジには、エナメルカラーの流し込みによるスミ入れをしました。


HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

黄色パーツを裏から差し込みます。


HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

4つの小さなグレー部は、今回は塗りましたが、シールがついています。


HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

裏面。
これまでのガンダム・フレームタイプMSのときと同じように、裏面はグレーで塗ります。
写真下の2この平たいパーツは、両脇にくるもの。


HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

ヴィダールのときもそうでした。バルバトスルプスのときもですが、裏面のチラ見えする色パーツを隠すための塗装です。


HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

首パーツをとりつけ。


HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

胸部パーツとフレームをつなぎます。


HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

両脇パーツも、差し込みます。


HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

ところが、模様同士の突起を合わせることで組み立てやすくした両脇パーツ、この接合の跡が邪魔です。
なので、タミヤホワイトパテで埋めて消すことにします。


HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

埋めています。この後ペーパーがけ。
そして、この面だけやむなく部分塗装します。
普通のホワイトでは色に誤差がでます。ここは説明書指示通りの色混ぜプラス見た目の微調整でギリギリにまで色を近づけた、水性アクリル塗料で塗ります。


HG ガンダム・バエル(鉄血のオルフェンズ,プラモデル)

胴体・上半身部の完成です。
次頁では、頭部を組み立てます。

次のページでは、頭部の組み立てを全掲載・解説します。