「ガンプラ」全行程を撮影、製作・作り方を細かく公開しています

ガンプラ 製作 徹底解説
HG 1/144 アヘッド (ガンダム00)の作り方

発売月 2008年11月 / 小売価格 1,200円(税別)

機動戦士ガンダム00セカンドシーズン登場、アロウズMS 「アヘッド」。HG 1/144プラモデルの作成手順をすべて撮影、完成画像および作り方を細かくご案内いたします。
なお、これの派生機であるMr.ブシドー専用機サキガケはほぼ同じということで、掲載は予定ありません。ご了承くださいませ。

HG アヘッド (ガンダム)

HG 1/144 アヘッド

 

このページで作る部位の完成写真
HG アヘッド

パーツは組み立ての前に洗うことをおすすめします。
参考:開封したらまずパーツ洗浄

製作時気になったところ・アレンジ・加工など

合わせ目消す箇所はありました。それ以外は手順通りに組み立てています。パーツ数も少なくて組みやすいです。


塗装について

すべて塗っております。水性ホビーカラーと、エナメルカラーを使い分けて筆塗りで対処しました。

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ペーパーがけ面はポリシングクロスで完全に消してます。
ハセガワ・スーパーポリッシングクロスでから拭きするだけで、ペーパーがけ跡のザラザラ部が消せます。


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装甲板裏面は水性ホビーカラー、H-69 RLM75グレーバイオレットを塗りクオリティを上げてます。

RLM75グレーバイオレット。 Mr.カラーにも同色あります。

パネルライン(=パーツに形成された装甲のつなぎ目みたいなスジ線を指します)へのスミ入れ は、超極細ペンのコピックマーカー0.03(文具店で入手)と、ハケ付きエナメルカラースミ入れ用 を両方使用。

エナメルカラー(上)、コピックマーカー(下)

その他の必須工具

  • ニッパー
  • タミヤセメント(合わせ目消し用)
  • 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
  • ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
  • 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)

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頭部


HGアヘッドの製作

アヘッド頭部を組み立てる前に、前処理がふたつあります。
この写真は後頭部側パーツ。
写真うつりが悪くわかりにくいですが、パーティングラインがありますので、ペーパーがけをして消しておきます。


HGアヘッドの製作

もうひとつ。
おもて側パーツもいっしょに、下の部分に黒で塗装をしておきます。


HGアヘッドの製作

では、組み立てです。
ポリキャップを後頭部パーツにはめ込みます。


ガンダム00

ガンダム00

ガンダム00

パーツを貼り合わせます。
このときの合わせ目は、てっぺんの合わせ目は消しません。ディテールラインとして活かします。
両頬のあたりの合わせ目は消します。


ガンダム00

その後全体を本体赤(モンザレッド50%+ホワイト30%+蛍光オレンジ10%+ブルー10%)で塗装しております。
眼の回りの帯はつや消し黒で、エナメルカラーを使いました。
ここは幅が広いのでスミ入れの要領で薄い黒を流し込んでもはじかれてしまいます。なので、通常濃度の黒を塗装して、目の回りの極細のとこだけスミ入れを施しました。
下の目の黒塗装は実は下半分隠れるのでここまで塗らなくても大丈夫なのです。が、どこまで塗ればいいのか境界線がわからないから結局全塗りにしました。


ガンダム00

額の部分の、丸いとこ、塗ります。もしくは、シールを貼ります。
塗装する場合は胸部オレンジと同色(イエロー45%+ホワイト35%+オレンジ20%)との色配合です。
4つの目(カメラ)は、イエロー100%+ホワイト少量です。


ガンダム00

ガンダム00

2つのバルカンもグレーで塗ります。


ガンダム00

ひたいのレンズパーツです。ものすごく小さいので、紛失注意です。
写真では紛失防止用にマスキングテープをつかって切り離しをしてます。
小さいパーツの紛失対策(切り離し時)


ガンダム00

ガンダム00

[この写真ではバルカンのグレーの塗る範囲間違えていますので参考にしないでください]。
クリアパーツのまんなかに小さいくぼみがあるほうを外に向けて、ひたいの穴に差し込みます。


ガンダム00

ガンダム00

次に、頭部に取り付けられる2この後頭部パーツを、お盆状になっている側を上に向けて、差し込みます。塗装する場合は組立てる前に。


ガンダム00

再度載せます。バルカンのグレーの塗装範囲です。


ガンダム00

最後に、前面の、口にあたる部分にこのパーツを差し込んで、完成です。


ガンダム00

頭部が完成しました。

次項ではGNマシンといった装備品を組み立て全掲載・解説します。