1/144ザクウォーリア(SEED DESTINY)の作り方1/144とあなどるなかれここまでリアルなザクウォーリアになる!

歴史に残る名MS・ザクがガンダムSEED DESTINYでザクウォーリアとして蘇った!
ガンプラザクウォーリア1/144は関節可動に制限があるものの、改造無しでも仕上げ方次第でここまで立派になる!





ガンプラ製作講座第2回

1/144ザクウォーリアの作り方



かなりむかしにつくったページなので、
いろいろ手順とか誤り箇所とかございます。
また文面もエラソーです。
順次訂正中ですのでご了承ねがいます。

部位完成写真




PHASE 7 ウェザリング(汚し塗装)
◆ウェザリングとは・・・・・

ウェザリングは、完成作品にわざと汚しを加えたり、破損・損傷を加えることで、より臨場感あふれる完成品に仕上げる行程のことです。




たとえば、ラリー車であれば、泥まみれになったボディ、ワイパー跡がくっきり残るフロントガラス、衝突してへこんだボディ、すすけたマフラーなどをプラモで表現し、本当に走っている姿に近付けます。


同じくモビルスーツでも、数々の戦闘経験によりあちこち損傷したり、すすけたりする箇所を想定して、表現するわけです。



これは僕ら80年代のガンプラ時代では、ごく当たり前のように施していました。


今回、このザクウォーリアにもウェザリングをします。


前処理として、パーツ組み立て時にピンバイスで穴をあけたりカドというカドをカッターでこそげおとしたりしてますが、いよいよ仕上げにかかります♪

◆ウェザリングの基本


ウェザリングには、ドライブラシという、筆を使っての塗装と、エアブラシつまりスプレー吹き付けによる塗装と大きく2通りありますが、

お手軽感ということでドライブラシオンリーですすめていきます。




ドライブラシに使う筆
専用に筆を用意します。


使い古した筆でいいので、一つ、穂先を半分くらいのながさに短くします。

はさみでばっさり切っちゃいましょう。





◆ドライブラシの塗り方
ほどよくうすめた水性ホビーカラーをうけ皿に浅く敷き、穂先を軽くつけます。
別に用意した紙にさっきつけた筆をなすりつけて、余分な塗料を取り去ります。
筆先がここまではっきり分かれる程かすれたらOK。
パーツの角に対して垂直に、筆を往復します。

かするように、何回もきりかえして。


一気に塗装するものではないので、根気良く。

コツは、決して「塗らない」ことです。



ウェザリングに使うカラーは主につや消し黒やつや消しブラウンを用います。



このザクウォーリアは宇宙戦という想定で砂利などの汚れはないという設定にしたのでブラウンの汚しはなし、スラスターの噴射やビーム兵器などで黒くすすけた感じにします。







なお、この方法を応用して、塗装のはがれや塗り忘れを修正することもできます。
(もちろん、よごしでカモフラージュしごまかすこともね)
◆スラスター噴射口周辺のすすけた感じを出す
スラスター部は常に噴射されているわけだから、すすけていて当然。


という設定で、噴射口にすすを表現します。
つや消し黒を使い、ウェザリング筆で

噴射口から放射状に筆をはしらせます。

邪魔ならば各パーツははずしてもかまいません。
脚部のスラスターは、筆を走らせず、トントンとたたくような感じで置くように塗っていきます。

ボディのウェザリング
腕や脚、胴体のウェザリングは、

基本的に同じやり方です。


角にたいして、垂直に筆を動かす、かすれた塗料をなすりつけるような感じで。

コクピット周辺。
ウェザリングによって、破損装甲が顕著に現れてきます。


足は、一度外してから、塗ります。
角という角にはウェザリングを施します。

◆各関節部のすすけたウェザリング
関節部には潤滑用のオイルなどでよごれたりすすけたりしているんじゃないか、そんな想定でのウェザリングです。

これは脚部の関節です。

矢印のように放射状に筆をはしらせます。
◆弾痕
弾痕は、あらかじめ、あけた穴の内部をつや消し黒で塗装しておきます。
スラスターのときと同じように、点々を書くような感じで、のせていきます。このとき強く押しすぎて筆先がこすられないようにします。


あくまで筆先だけを当てるような感覚で。
その他の弾痕も同じ要領で。
ウェザリングの度を越しすぎて、真っ黒にならないよう、全体的なバランスもときどき見ながら行なっていきましょう。


完成



(C)創通エージェンシー・サンライズ・毎日放送










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