ハセガワ たまご飛行機 ミグ15 プラモデル の解説
2025年現在も発売中の「たまごヒコーキ、発売年は1978年、私が買ったのは1980年、
価格は350円。中学生の私でも買える価格で、当時はまだガンプラを意識する前でした。
10種を発売、今回のミグ15はシリーズ3として発売されました。たまご飛行機として買ったのはハリアー・零戦につづいて3番めでした。
その後「こだわりたまごひこーき」シリーズとして若干モディファイされ再発売、このときにキャノピーがサイズアップしました。
以降も「うみたてたまごひこーき」 「たまごヒコーキ」(原稿生産品・金型同じ) と現在も当時の金型で生産・販売されています。
完成写真 [ ミグ15]

完成させた当時の写真です。



製品レビュー・ ミグ15
噴射口はただの穴、パーツなし
後尾部のジェット噴射口はパーツなどはなく、ただの空洞穴となっています。
コクピットの両脇も空洞
写真では暗くてわかりにくいですが、座席の両サイドには仕切り板らしきものがありません。空洞となっています。
パーツ写真
スタンドは吸盤タイプ。そしてボディに接着させる仕組み。好みが分かれます。
デカールは水につけるウォータースライドタイプ。
座席の両サイドを自作。
まず変えたいと思ったのはスカスカに空いた状態となる座席の両サイド。
プラ板を加工して自作しくっつけて対応しました。


噴射口(ノズル)から中がみえるので、胴体裏面は黒で塗りつぶしました

いちおう噴射口の内側のみ焼鉄色で塗りました。(がほとんどみえなくなった)
塗装について
胴体色は水性ホビーカラーのシルバーをエアブラシ塗装しました。
当時は未発売だった、Mrカラー「スーパークロームシルバー2」を使えばもっとメタル感のある仕上がりになったと思います。
(実はもう1機購入しており、そっちはこの色を使ってみようと思っております)

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製作記 ミグ15
| 胴体部 | |
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[1] |
対象年齢を低年齢層に合わせた製品なのでパーツ数も少なく、接着剤は必要ですが軽快に組み立てられるたまご飛行機ですから、開設もそれほど複雑になっておりません。 まずは前述した通り、胴体の裏側を黒く塗りつぶします。この目的は、後尾部の噴射口(ノズル)がパーツなくそのまま中が見えてしまうため、です。 |
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[2] |
機首のこの部位はシルバーで塗りました。 あと噴射ノズルの内部は焼鉄色で、でもここは最後には隠れて見えなくなりました。 |
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[3] |
座席を接着しようとしたところ、両サイドにはなにもなく空洞になってしまうことがわかりまして、ここを塞ぐことにします。 |
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[4]
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コクピットにプラ板を適当なサイズに切って、はりつけただけです。 その後あらためてニョートラルグレーで塗りました。 |
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[5] |
機首のランディングギア、パーティングライン |
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[6]
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主翼を接着します。 接着面のパーティングラインを消し、水平にします。 接着だけでは力不足に感じたのでパテで裏打ちしました。 |
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[7] |
機首のインテークを胴体色で塗装します。円盤部は本来空洞なので、ツヤ消し黒で塗りつぶします。 |
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[8]
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コクピットと、先程塗装しておいた機首インテークを間に挟んで、 胴体を接着します。 全面、合わせ目 |
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[9] |
機首インテークの挟み込みの際は向きが矢印で記されており、これが上側になります。 |
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[10] |
撮影し忘れましたが水平尾翼も接着します。 |
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[11] |
胴体を塗装します。 コクピットまわりは別色で塗ります。 |
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[12] |
コクピットまわりをニュートラルグレーで塗装します。周囲のはマスキングテープ。 |
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主翼に付けられるランディングギアを塗装し接着します。 |
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増加タンクを組み立てます。合わせ目を消し、これもシルバーで塗装します。 主翼へ接着します。 |
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この段階でデカールを貼ります。 |
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貼るときは箱絵や説明書をみて位置を参考にしました。 |
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[17] |
キャノピーを仕上げて接着、アンテナも接着します。 |
完成 たまご飛行機 ミグ15
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