80年代のプラモデル,再販された製品、箱絵やパーツ写真,いろいろ集めて製作・作例掲載します[懐プラ120%!]

[ハセガワ] たまご飛行機 ミグ15 80年代当時物 製作記録& 徹底解説

発売年 1980年あたり
購入日 忘れました
購入元 ヤフオク 購入時価格 800円くらいでした

2025年現在も販売されているたまごヒコーキ、1980年代に初お目見え、当時の価格350円で中学生の私でも買えました。その中の1種、ミグ15を今回初期モデルをみつけて落札、数十年ぶりに製作致しましたので製作記録をここに掲載いたします。

1/600ミグ15

たまご飛行機 ミグ15 (ハセガワ)

 

ハセガワ製作所が1978年に生産・発売を始めた、実在の航空機をまるくデフォルメしたプラモデル。
その中のシリーズ3番目、番号ES-003 として発売されたのがこのミグ15です。

実在のミグ15は1950年代の旧ソ連の機で、総生産機15,000以上、主に旧東側諸国に輸出され運用されました。

2025年現在も発売中の「たまごヒコーキ、発売年は1978年、私が買ったのは1980年、

価格は350円。中学生の私でも買える価格で、当時はまだガンプラを意識する前でした。

10種を発売、今回のミグ15はシリーズ3として発売されました。たまご飛行機として買ったのはハリアー・零戦につづいて3番めでした。

その後「こだわりたまごひこーき」シリーズとして若干モディファイされ再発売、このときにキャノピーがサイズアップしました。
以降も「うみたてたまごひこーき」 「たまごヒコーキ」(原稿生産品・金型同じ) と現在も当時の金型で生産・販売されています。

箱写真
ミグ15 たまごヒコーキ
初期型のパッケージです。

ミグ15 たまごヒコーキ
年代物ゆえ劣化は避けられませんでした。

ミグ15 たまごヒコーキ

ミグ15 たまごヒコーキ

完成写真 [ ミグ15]

ミグ15 たまご飛行機
完成させた当時の写真です。

ミグ15 たまご飛行機

ミグ15 たまご飛行機

ミグ15 たまご飛行機

製品レビュー・ ミグ15

噴射口はただの穴、パーツなし
後尾部のジェット噴射口はパーツなどはなく、ただの空洞穴となっています。

コクピットの両脇も空洞

写真では暗くてわかりにくいですが、座席の両サイドには仕切り板らしきものがありません。空洞となっています。

パーツ写真

 ミグ15 たまご飛行機

スタンドは吸盤タイプ。そしてボディに接着させる仕組み。好みが分かれます。
デカールは水につけるウォータースライドタイプ。

製作時気になったところ・アレンジ・加工など

座席の両サイドを自作。
まず変えたいと思ったのはスカスカに空いた状態となる座席の両サイド。
プラ板を加工して自作しくっつけて対応しました。

ミグ15

噴射口(ノズル)から中がみえるので、胴体裏面は黒で塗りつぶしました

いちおう噴射口の内側のみ焼鉄色で塗りました。(がほとんどみえなくなった)

塗装について

胴体色は水性ホビーカラーのシルバーをエアブラシ塗装しました。
当時は未発売だった、Mrカラー「スーパークロームシルバー2」を使えばもっとメタル感のある仕上がりになったと思います。
(実はもう1機購入しており、そっちはこの色を使ってみようと思っております)
 ミグ15 たまご飛行機

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胴体部

[1]
たまご飛行機 ミグ15

対象年齢を低年齢層に合わせた製品なのでパーツ数も少なく、接着剤は必要ですが軽快に組み立てられるたまご飛行機ですから、開設もそれほど複雑になっておりません。
まずは前述した通り、胴体の裏側を黒く塗りつぶします。この目的は、後尾部の噴射口(ノズル)がパーツなくそのまま中が見えてしまうため、です。

[2]
たまご飛行機 ミグ15

機首のこの部位はシルバーで塗りました。
あと噴射ノズルの内部は焼鉄色で、でもここは最後には隠れて見えなくなりました。

[3]
たまご飛行機 ミグ15

座席を接着しようとしたところ、両サイドにはなにもなく空洞になってしまうことがわかりまして、ここを塞ぐことにします。

[4]
たまご飛行機 ミグ15

たまご飛行機 ミグ15

コクピットにプラ板を適当なサイズに切って、はりつけただけです。
その後あらためてニョートラルグレーで塗りました。

[5]
たまご飛行機 ミグ15

機首のランディングギア、パーティングラインがあります。消しておきます。

[6]
たまご飛行機 ミグ15

たまご飛行機 ミグ15

主翼を接着します。
接着面のパーティングラインを消し、水平にします。
接着だけでは力不足に感じたのでパテで裏打ちしました。

[7]
たまご飛行機 ミグ15

機首のインテークを胴体色で塗装します。円盤部は本来空洞なので、ツヤ消し黒で塗りつぶします。

[8]
たまご飛行機 ミグ15

たまご飛行機 ミグ15

コクピットと、先程塗装しておいた機首インテークを間に挟んで、
胴体を接着します。
全面、合わせ目を消します。

[9]
たまご飛行機 ミグ15

機首インテークの挟み込みの際は向きが矢印で記されており、これが上側になります。

[10]
たまご飛行機 ミグ15

撮影し忘れましたが水平尾翼も接着します。

[11]
たまご飛行機 ミグ15

胴体を塗装します。
コクピットまわりは別色で塗ります。

[12]
たまご飛行機 ミグ15

コクピットまわりをニュートラルグレーで塗装します。周囲のはマスキングテープ。

[13]
たまご飛行機 ミグ15

たまご飛行機 ミグ15

主翼に付けられるランディングギアを塗装し接着します。

[14]
たまご飛行機 ミグ15

たまご飛行機 ミグ15

増加タンクを組み立てます。合わせ目を消し、これもシルバーで塗装します。
主翼へ接着します。

[15]
たまご飛行機 ミグ15

たまご飛行機 ミグ15

この段階でデカールを貼ります。

[16]
たまご飛行機 ミグ15

たまご飛行機 ミグ15

貼るときは箱絵や説明書をみて位置を参考にしました。

[17]
たまご飛行機 ミグ15

キャノピーを仕上げて接着、アンテナも接着します。

完成 たまご飛行機 ミグ15

 ミグ15 たまご飛行機


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