80年代のプラモデル,再販された製品、箱絵やパーツ写真,いろいろ集めて製作・作例掲載します[懐プラ120%!]

1/600 重機動メカ アディゴ 製作記録& 徹底解説

発売年 1982年(Wikipedia調べ)
購入日 忘れました
購入元 ネットショップ駿河屋 購入時価格 忘れましたが激安でした

アオシマから発売されていた伝説巨神イデオン1/600統一スケールプラモデル、重機動メカ アディゴの製作記録をここに掲載いたします。
なお昔の低画質写真しか残っておらず、さらに当時の低レベルな製作クオリティゆえ見苦しい写真もございます。ご容赦くださいませ。

1/600アディゴ

 1/600 重機動メカ アディゴ (アオシマ)

 

伝説巨神イデオン バッフ・クラン所属の重機動メカ。

イデオン登場敵メカ定番の非ヒト型。新幹線ゼロ系のようなボディデザイン。とはいえ脚部は1対存在。飛行時はまっすぐ水平にして抵抗を減らしたポーズをします。腕らしきものは無し、脚部も着陸時に使う用らしく格闘には適していませんでした。(諸説あり)

TV版の第29~34話、36、38、39話 および 劇場版・接触篇、発動編に登場、全長46mと、100m前後が多い重機動メカの中では小柄で俊速・高機動、複数機での一撃離脱戦法を得意とし、かのイデオン一斉発射をもかわすというすばしっこさをみせました。

TV版29話「閃光の剣」では、 かつてアディゴのテストをみたことがあるというカララ・アジバが「動きもよいメカだが加粒子がすごい」と発言。実際バリアーが弱まっているとはいえソロシップに加粒子の直撃を加えブリッジ内の林を被弾させたほどでした。
 第30話以降も登場、主力戦闘機的なポジションで出撃しています。
しかし、第38話、巨大植物の星ステッキン・スターではその速すぎる機動性が裏目に出てしまい、粘着性の葉にさながら食虫植物に捕らえられた虫のように捕縛され、そこをねらいうちされ多数が撃破されました。

バッフ・クランの重機動メカにある複眼のような模様は通常黒地にピンクですが、アディゴは赤地に黄色と異なった配色になっています。

はコム加粒子、小型両舷各3門、頭部ランチャー、アーム付ビーム両舷各1門、大型ハーケン1基。

アディゴの1/600プラモデルは80年代に発売。1/600統一スケールとなると小さくなるので2機セットとして発売されました。

これはイデオン登場重機動メカが軒並み100m越え、最長がザンザ・ルブの156.6mなのでこれをプラモデル化した際に大きくなりすぎず、そして高額になりすぎない、なおかつ他の重機動メカが小さくなりすぎないようなスケール統一、となると、1/600が適切だったのだと思われます。そのため小柄なアディゴは1個だと物足りなさすぎるので2個セットになったのだと推察できます。

箱写真
1/600 アディゴ イデオン

1/600アディゴ イデオン

1/600統一スケールのプラモデルは箱デザインも統一されています。大きくシーンイラスト、端に方眼のついた白帯と設定線画、解説と諸元。
さすがにステッキンスターの背景ではありませんでしたね。

 

完成写真 [1/600 アディゴ]

1/600 アディゴ アオシマ イデオン
写真も自分のウデも悪くてすみません。

1/600 アディゴ アオシマ イデオン

1/600 アディゴ アオシマ イデオン
可動部は脚部のみ。足裏面積がそれなりにあるので直立はできますがポージングはできなさそう。これは寝かせて撮影しています。

製品レビュー・1/600 アディゴ

未組み立てで写真は箱絵からですが、着陸形態用の脚パーツもあります。

パーツ写真

1/600 アディゴ アオシマ イデオン
1枚で1機分、それが2枚入ってます。

 パーツ色は単色。塗装前提です。デカールなとはついておりません。

製作時気になったところ・アレンジ・加工など

当時定番の改造だった、ハーケンをくり抜いて別パーツ化しシャープにする、てのがありました。が、時間がかかるので手を加えずそのまま組み立てました。待機しているイデオンプラモデルがたくさんあったので。。。

段差激しい合わせ目もあり、パテ埋めで消しました。

1/600 アディゴ イデオン

塗装について

かなり前に組み立て撮影、しかも今ほど管理できていなかったので、何色で塗ったのか忘れてしまいました。水性ホビーカラーの筆塗りは間違いないです。
白はつや消しホワイト。複眼部はモンザレッドとイエローを使用しました。
1/600 アディゴ アオシマ イデオン

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胴体部

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1/600 アディゴ イデオン

胴体中央部。各組み立て過程すべてに合わせ目消しが必要でした。

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1/600 アディゴ イデオン

本体部。
下につける四角い板、これは開閉機構なので接着しません。着陸脚を付ける部位の、フタです。

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1/600 アディゴ イデオン

反対側を接着します。

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1/600 アディゴ イデオン

さきほどの組み立ては中央部でした。接着します。

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1/600 アディゴ イデオン

この貼り合わせ、段差がありまたのでパテ埋めで合わせ目消しを行いました。

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1/600 アディゴ イデオン

塗ります。

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1/600 アディゴ イデオン

1/600 アディゴ イデオン

複眼と、コクピットも塗ります。
複眼は赤地に黄色。
コクピットは薄いイエロー。
余談ですがアディゴのコクピット、真上に加粒子とハーケンがあるという驚愕の位置。

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1/600 アディゴ イデオン

1/600 アディゴ イデオン

左右ビームを取り付けます。設定では稼働部位なのですがこの製品では稼働はありません。

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1/600 アディゴ イデオン

1/600 アディゴ イデオン

後部大口径スラスターを塗装して取り付けます。接地面はペーパーがけなどでならしておきます。

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1/600 アディゴ イデオン

1/600 アディゴ イデオン

機首の加粒子部を白く塗ってから接着します。4つの突起が十字位置にくるよう、位置合わせが必要でした。

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1/600 アディゴ イデオン

後部の円筒も接着します。これが補助スラスターなのか何なのかわすれました。
脚部

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1/600 アディゴ イデオン

ここからは脚部の組み立てになります。まずはつま先部位から。
関節に相当する白い部位は先に塗装しておきます。
向き間違いに注意でした。

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1/600 アディゴ イデオン

貼り合わせます。

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1/600 アディゴ イデオン

1/600 アディゴ イデオン

1/600 アディゴ イデオン

つま先部位はこの段階で塗装。
次に脚部を、まっすぐ形態のと降着形態のどちらにするか決めて、
つま先部位をはさむ形で接着します。

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1/600 アディゴ イデオン

脚部を差し込みます。ただ差し込むだけ。接着もしません。

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1/600 アディゴ イデオン

最後に、脚部のカバーみたいなパーツを白く塗ってから接着します。

完成 1/600 アディゴ [伝説巨神イデオン]

1/600 アディゴ アオシマ イデオン


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