モデロイド スーパーX プラモデル の解説
放映以降、スーパーXが製品化されたのはガチャ玩具か食玩アイテムのみで、今回のプラモデル化は個人的にはかれこれ40年間こころまちにしていたものでした。
価格は4,950円。ノンスケールモデル。
説明書記載内容によれば完成させたプラモデルはおよそ135ミリ全長のサイズ。
黒背景のシンプルな箱デザイン。
完成写真 [スーパーX プラモデル]
全ギミック展開時。上部隠蔽台、サーチライト、側面ハッチが開閉可能。
上部隠蔽台は自然落下しないよう稼働はやや硬いめにできています。
口はせり出しするギミックがありますがこの写真では出しておりません。
前面。
側面。
後部。
下部。
ウェザリングを施しました。
製品レビュー・スーパーX
合わせ目自体がモールドとなるので、一切の合わせ目消しがありませんでした。
また、組み立ての大半が接着剤不要で軽快に組み立てられます。
稼働ギミック① ヨーソサーチライト。開閉します。
稼働ギミック②・上部隠蔽型台、上下します。
腕可動ギミック③・側面ハッチ、開閉します。
可動ギミック④・下部のローター、3基のほう門が自由稼働します。
パーツ写真
造形・パーツ構成ともに完璧なモデルだと思います。気になった点などは見当たりませんでした。
しいていえば口がふさがっていたのでピンバイスで穴をつけたくらい。
塗装について
主に胴体色と内部色の二色構成ですが、面積が広いのでエアブラシ塗装にて行いました。
使用したのは水性アクリジョン、胴体色に焼鉄色100%、暗いほうの色は黒鉄色100%。
ヨーソサーチライトはエナメルカラーのクロームシルバーを使用しました。
ウェザリングには、タミヤウェザリングマスターのスス、下部のホコリにはサンドを使用。
モールドエッジに沿ってのハガレ演出にもエナメルカラーのクロームシルバーを使いました。
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製作記 スーパーX プラモデル
下部 | |
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下部の300ミリ特殊弾、加濃![]() ![]() 組み立ての前に塗装をしています。画像ではわかりにくいかもですが中央の円柱が埋まったような箇所、おそらく着底脚とおもわれる部位、暗い側の黒鉄色で塗り分けております。 |
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筆塗りで行いました。 |
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![]() 全部抜く必要はないです。やりすぎると縦割れを起こしやすいので。 |
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その![]() 底面は暗いほうの配色、黒鉄色です。事前に塗っておきます。 |
[5] |
姿勢制御ファンを3つ、先に稼働用パーツを先にかませてから差し込みます。 |
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これはスタンド差し込み用の穴ふさぎパーツ。別売りスタンドを使用しない場合はこれでふさぎます。 |
[7] |
裏返して、両端のパーツをつなぎます。 両端パーツは焼鉄色。先に塗装をすませます。 ここの差し込みが確実でないと以降の過程すべてズレがうまれてきますので注意です。 |
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後部推進ジェット。差し込みます。 すべて先に塗装を済ませてから組み立てています。 |
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推進部パーツつづけて差し込みます。この部位は暗いほうの黒鉄色です。 |
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ほんとうはこの部分明るいほうの色、焼鉄色の設定でした。あとで気づいたのだが今更マスキングして再塗装も面倒だしたいして違和感なかったのでそのままいきました。 |
ヨーソサーチライト開口部 | |
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ライトのリフレクター部はエナメルカラー・クロームシルバーで塗りました。 ここにLEDを組み込んで発光させるのが上級者の改良のようです。私は時間と費用の増加をいいわけにしてやめました。めんどくさいとはいってはいけない。 |
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開口部。ライトとともに両端パーツに差し込みます。 |
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開口部の上側。押込みます。 |
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機首部へ。ぐらつきを想定し接着剤を使いました。 |
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上からフタ閉じの要領で機首部を組み立てます。 |
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さきほどの胴体下部へ。 |
上部隠蔽ほう台 | |
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両端の3門のロケット弾![]() この部位は黒鉄色、暗いほうの色で先に塗装しています。 |
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組み立てをつづけます。 |
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土台となる部位を組み立てます。 |
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さきほどのほう口部位をつなぎます。 |
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後部のあたり、これは![]() |
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両端を接合、密着させます。 |
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前後の外側部位も接合。この部位は胴体色の焼鉄色です。 |
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両端。ここは2色の塗り分けとなります。 |
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頭頂部外殻パーツを接合、ここは接着剤推奨、と説明書に記載あります。 |
機首部 | |
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この部位、名称は不明ですが裏から接着剤で固定させます。 |
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頭頂部も接着。 |
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コクピットです。防御シールドが降りた状態となっています。暗いほうの黒鉄色塗装です。 |
本体組み立て | |
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後部をつなぎます。 |
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さきほど組み立てておいた上部隠蔽ほう台を接合します。 |
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後部さらに装甲を追加します。 |
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両端のインテーク部位をつなぎます。 |
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両サイドのハッチ、先に暗いほうの黒鉄色で塗っておいたほう口を接着してから、差し込みます。 |
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最後、機首部を差し込みます。 すべて組み立てが完了してから、デカールを貼ります。 |
完成 スーパーX [ゴジラ'84]
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