80年代のSF作品のプラモデル,再販された製品、箱絵やパーツ写真,いろいろ集めて製作・作例掲載します[懐プラ120%!]

スーパーX プラモデル 製作記録& 徹底解説

発売年 2024年12月
購入日 2024年12月 (予約5月)
価格 4,950円(10%税込)
購入元 あみあみ楽天市場店

84年公開映画「ゴジラ」登場の架空、 スーパーX のノンスケールプラモデルが2024年5月にグッドスマイルカンパニーより発表、12月に発売されました。スコープドッグ同様ウェザリングがよく似合うプラモデル製品。製作記録をここに掲載いたします。

スーパーX プラモデル,ウェザリング

スーパーX  ノンスケール プラモデル(グッドスマイルカンパニー)

 

84年劇場公開映画「ゴジラ」劇中に登場する、陸上自衛隊所属の架空。 東京に上陸したゴジラを沈静化するために発進。カドミウム弾を用いて一時的にゴジラを行動不能にさせる成果を挙げました。
正式名称は「陸上自衛隊幕僚監部付実験航空隊首都防衛移動要塞T-1号」。

は上部に格納されている口から発射されるカドミウム弾および通常弾、機体側面ハッチに格納・展開されているAIMランチャー、サーチライトの左右に装備されているレーザー。そのほか照明弾も劇中使用されました。未使用でしたが下部の3基の2連装加濃などほかにも多数装備されています。

放映以降、スーパーXが製品化されたのはガチャ玩具か食玩アイテムのみで、今回のプラモデル化は個人的にはかれこれ40年間こころまちにしていたものでした。
価格は4,950円。ノンスケールモデル。 説明書記載内容によれば完成させたプラモデルはおよそ135ミリ全長のサイズ。

箱写真
スーパーX プラモデル モデロイド

黒背景のシンプルな箱デザイン。

スーパーX プラモデル モデロイド
底面。

スーパーX プラモデル モデロイド
側面1・長辺。

スーパーX プラモデル モデロイド
側面2・短辺。

完成写真 [スーパーX プラモデル]

スーパーX プラモデル グッドスマイルカンパニー

スーパーX プラモデル グッドスマイルカンパニー

全ギミック展開時。上部隠蔽台、サーチライト、側面ハッチが開閉可能。
上部隠蔽台は自然落下しないよう稼働はやや硬いめにできています。
口はせり出しするギミックがありますがこの写真では出しておりません。

スーパーX プラモデル グッドスマイルカンパニー
前面。

スーパーX プラモデル グッドスマイルカンパニー
側面。

スーパーX プラモデル グッドスマイルカンパニー
後部。

スーパーX プラモデル グッドスマイルカンパニー
下部。

スーパーX プラモデル グッドスマイルカンパニー
ウェザリングを施しました。

スーパーX プラモデル グッドスマイルカンパニー

 

製品レビュー・スーパーX

合わせ目自体がモールドとなるので、一切の合わせ目消しがありませんでした。
また、組み立ての大半が接着剤不要で軽快に組み立てられます。

稼働ギミック① ヨーソサーチライト。開閉します。

稼働ギミック②・上部隠蔽型台、上下します。


腕可動ギミック③・側面ハッチ、開閉します。

可動ギミック④・下部のローター、3基のほう門が自由稼働します。

パーツ写真

スーパーX パーツ

スーパーX パーツ

スーパーX パーツ

スーパーX パーツ

スーパーX パーツ

製作時気になったところ・アレンジ・加工など

造形・パーツ構成ともに完璧なモデルだと思います。気になった点などは見当たりませんでした。

しいていえば口がふさがっていたのでピンバイスで穴をつけたくらい。

スーパーX プラモデル

塗装について

主に胴体色と内部色の二色構成ですが、面積が広いのでエアブラシ塗装にて行いました。
使用したのは水性アクリジョン、胴体色に焼鉄色100%、暗いほうの色は黒鉄色100%。
ヨーソサーチライトはエナメルカラーのクロームシルバーを使用しました。
スーパーX プラモデル

ウェザリングには、タミヤウェザリングマスターのスス、下部のホコリにはサンドを使用。
モールドエッジに沿ってのハガレ演出にもエナメルカラーのクロームシルバーを使いました。
スーパーX プラモデル

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下部

[1]
スーパーX プラモデル

スーパーX プラモデル

下部の300ミリ特殊弾、加濃M29Cの3門の台を先に組み立てていきます。
組み立ての前に塗装をしています。画像ではわかりにくいかもですが中央の円柱が埋まったような箇所、おそらく着底脚とおもわれる部位、暗い側の黒鉄色で塗り分けております。

[2]
スーパーX プラモデル

筆塗りで行いました。

[3]
スーパーX プラモデル

口のなかが埋まっているのでピンバイスのような小型ドリルにてくぼみを深めました。
全部抜く必要はないです。やりすぎると縦割れを起こしやすいので。

[4]
スーパーX プラモデル

スーパーX プラモデル

その台を下部パーツに差し込みます。ひっかけ固定式です。
底面は暗いほうの配色、黒鉄色です。事前に塗っておきます。

[5]
スーパーX プラモデル

スーパーX プラモデル

スーパーX プラモデル

姿勢制御ファンを3つ、先に稼働用パーツを先にかませてから差し込みます。

[6]
スーパーX プラモデル

これはスタンド差し込み用の穴ふさぎパーツ。別売りスタンドを使用しない場合はこれでふさぎます。

[7]
スーパーX プラモデル

スーパーX プラモデル

裏返して、両端のパーツをつなぎます。
両端パーツは焼鉄色。先に塗装をすませます。
ここの差し込みが確実でないと以降の過程すべてズレがうまれてきますので注意です。

[8]
スーパーX プラモデル

後部推進ジェット。差し込みます。
すべて先に塗装を済ませてから組み立てています。

[9]
スーパーX プラモデル

スーパーX プラモデル

推進部パーツつづけて差し込みます。この部位は暗いほうの黒鉄色です。

[10]
スーパーX プラモデル

ほんとうはこの部分明るいほうの色、焼鉄色の設定でした。あとで気づいたのだが今更マスキングして再塗装も面倒だしたいして違和感なかったのでそのままいきました。
ヨーソサーチライト開口部

[11]
スーパーX プラモデル

ライトのリフレクター部はエナメルカラー・クロームシルバーで塗りました。
ここにLEDを組み込んで発光させるのが上級者の改良のようです。私は時間と費用の増加をいいわけにしてやめました。めんどくさいとはいってはいけない。

[12]
スーパーX プラモデル

スーパーX プラモデル

開口部。ライトとともに両端パーツに差し込みます。

[13]
スーパーX プラモデル

開口部の上側。押込みます。

[14]
スーパーX プラモデル

機首部へ。ぐらつきを想定し接着剤を使いました。

[15]
スーパーX プラモデル

上からフタ閉じの要領で機首部を組み立てます。

[16]
スーパーX プラモデル

スーパーX プラモデル

さきほどの胴体下部へ。
上部隠蔽ほう台

[17]
スーパーX プラモデル

スーパーX プラモデル

両端の3門のロケット弾口を差し込みます。
この部位は黒鉄色、暗いほうの色で先に塗装しています。

[18]
スーパーX プラモデル

組み立てをつづけます。

[19]
スーパーX プラモデル

土台となる部位を組み立てます。

[20]
スーパーX プラモデル

さきほどのほう口部位をつなぎます。

[21]
スーパーX プラモデル

後部のあたり、これは台のせり出し用の持ち手になるらしきパーツ、と思います。スライド差し込みをします。

[22]
スーパーX プラモデル

両端を接合、密着させます。

[23]
スーパーX プラモデル

前後の外側部位も接合。この部位は胴体色の焼鉄色です。

[24]
スーパーX プラモデル

両端。ここは2色の塗り分けとなります。

[25]

スーパーX プラモデル

スーパーX プラモデル

頭頂部外殻パーツを接合、ここは接着剤推奨、と説明書に記載あります。
機首部

[26]
スーパーX プラモデル

スーパーX プラモデル

この部位、名称は不明ですが裏から接着剤で固定させます。

[27]
スーパーX プラモデル

頭頂部も接着。

[28]
スーパーX プラモデル

スーパーX プラモデル

コクピットです。防御シールドが降りた状態となっています。暗いほうの黒鉄色塗装です。
本体組み立て

[29]
スーパーX プラモデル

スーパーX プラモデル

後部をつなぎます。

[30]
スーパーX プラモデル

さきほど組み立てておいた上部隠蔽ほう台を接合します。

[31]
スーパーX プラモデル

後部さらに装甲を追加します。

[32]
スーパーX プラモデル

スーパーX プラモデル

両端のインテーク部位をつなぎます。

[33]
スーパーX プラモデル

スーパーX プラモデル

両サイドのハッチ、先に暗いほうの黒鉄色で塗っておいたほう口を接着してから、差し込みます。

[34]
スーパーX プラモデル

最後、機首部を差し込みます。
すべて組み立てが完了してから、デカールを貼ります。

完成 スーパーX [ゴジラ'84]

スーパーX プラモデル


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