ハセガワ 1/24 スバル360プラモデル の解説
アニメ劇中の第一話のお披露目シーンがそのままパッケージイラスト化されています。これ専用に描き下ろしたとかがないのは、憶測ですがこの車がアニメ本編にしか登場しない関係なのかもしれません。
完成カラー写真はこの箱横の写真が参考になります。説明書は白黒ですので。
完成写真 [1/24 スバル360]


先にお断りしておきます。ルーフの色は本来ボディ色と同じピンクです。なぜ赤なのかは下のほうにある「塗装について」の欄に記載しております。

前。バンパー、ワイパー、フェンダーミラーなどはメッキパーツです。MDのロゴはデカール。

サイドビュー。

後ろ。
製品レビュー・1/24 スバル360
ワイパーはそのままさしこんだだけでは、全然ガラスにフィットしません。そこで、よそに向いてしまうブレード部をバッサリ分割して、適度な角度に調節して再接着、というやりかたでフィットさせました。

ブレード部位はほぽ90度上へ向けて再接着しています。
ヘッドライトは裏側から接着する仕組みで、ダメ押しで瞬間接着剤をつけて完全固着させています。

パーツ写真

クリアパーツ。右上のはリアガラスと一体化されたルーフ。塗らないままだとガラスルーフ仕様になりこれはこれで趣きありそうですが今回は塗ります。
窓の枠のメッキ部分は一部でデカールがついております。個人的にはやりにくいと感じました。
特にリアガラスの窓枠はズレ修正がなかなかうまくいかず、あきらめて塗装にしています。

前述にあるとおり、ワイパーが、そのままでは付きませんでした。よそ向いたり、突起と孔が合わなかったり。
なので、アームのところで二分割して角度を適正な状態にして再接着をしました。



塗装について
せっかくのピンク色したパーツです。そのまま使いたい。なので、水性ホビーカラー・クリアーをエアブラシ塗装をしました。

そしたらあとで気づいた、ルーフがクリアパーツで塗装必要だったこと。
仮組みをしないから気づかないんだ。不覚。
でもいまからボディ同色のピンクを調合するのは手間がかかる。なので、アクセントカラーになっている赤、モンザレッドで塗ることにしました。

ヘッドライトの周囲のくぼみ、内側はアニメ本編通り赤=モンザレッドで塗りました。

シャーシ部はエナメルカラーのフラットブラックを、内装系のもともと黒い色のパーツにはつや消しクリアーを塗りました。

<PR>
ペーパーがけたザラつき面はポリシングクロスで完全に消してます。
ハセガワ・スーパーポリッシングクロスでから拭きするだけで、ペーパーがけ跡のザラザラ部が消せます。

ハセガワ ポリッシングクロス、画像クリックで詳細(Amazon広告)
Amazon.co.jp
でも普通に入手できます。
製作記 1/24 スバル360 メカドック
|
[1] |
シャーシと呼ばれるボディ下側のパーツ。シャーシはピンク色なのを黒く塗装、エナメルカラー・フラットブラックで、隠れる箇所なので手を抜きエアブラシではなく筆塗りをしたため若干ムラがありますが気にしないことにします。 |
|
[2]
|
前輪・シャフト部位の組み立てです。細いきゃしゃなパーツが多くあり折ってしまわないようゲート切り離しにも注意必要でした。 |
|
[3]
|
車輪、ハブといわれている部位。 車輪はポリキャップを中に入れ込むことで回転できるようにはなっております。 |
|
[4] |
ボディ下部へ、折らないよう注意しながら接着します。 |
|
[5]
|
ショックアブソーバーを接着。接点面積が小さいので接着剤の塗布量にも注意です。 |
|
[6] |
後部もハブを接合します。 |
|
[7]
|
後部のショックアブソーバーパーツを先に接着しておいて、車輪部を接着します。 |
|
[8] |
くぼみに車輪部がはさまるような感じであわせます。 |
|
[9] |
マフラーを接着。 |
|
[10]
|
塗装が不完全でピンクのままですが、 前輪タイヤを、左右連結パーツでつなぎます。左右を連動させ、へんな方向へ向かせない用です。 |
|
[11] |
次はここへタイヤを差し込みます。 |
|
[12]
|
ホイールにキャップをはめこみます。接着が必要ですので、メッキ部位をやすりがけではがして、接着します。 (メッキは接着剤が効きません) メッキパーツはゲート跡の処理が目立つので隠すのが大変なのですが、このホイールパーツはアンダーゲートになってくれていてるので目立たず、助かりました。 |
|
[13]
|
4輪とも同じパーツ番号ですので、4ことも作ります。 タイヤはゴム製なのではめこんで完成です。 |
|
[14] |
4つのハブへタイヤを差し込みます。稼働するとはいえ軽やかな回転ではありません。 |
|
[15] |
この時点でようやく、底面が全面つや消し黒塗装が必要だとわかり慌てて塗りました。 そして前後シートと、パーキングブレーキレバーを接着します。 |
|
[16] |
座席中央、シフトチェンジレバーと、F H C のレバーを接着します。 F・燃料コックレバー、H・ヒーターレバー、C・チョークレバー とのこと。 |
|
[17] |
これでシャーシに接着する内装関係のパーツはすべて組み終えました。 インパネやドア内張りは、ボディの内側に接着します。 |
|
[18]
|
ここからは、ボディの仕上げです。 モールドにはスミ入れを。 ヘッドライトとリアテールレンズがくる部位にパーティングラインがありましたので消します。 |
|
[19] |
シルバーの部分塗装もあります。 このVの字突起はエンジンへの空気取り入れ用。エナメルカラー・クロームシルバーで塗ります。写真撮りそこねましたがマスキングテープを使っています。 下の方の小さな突起は、バンパー。ここもクロームシルバーで塗ります。 |
|
[20] |
デカールもはります。 フロントフード(スバル360はリアエンジン車なのでここはボンネットではなくて)は別パーツになっていますので、この段階で、ボディ全体にクリアーを吹きます。 さすがに筆塗りはきついので、エアブラシを使用します。 |
|
[21] |
フロントフードはモンザレッドでエアブラシ塗装です。MDはデカール。 |
|
[22] |
ヘッドライトです。メッキパーツとクリアパーツを貼り合わせます。接着面となる円周部のメッキをはがします。 接着時には、ライトのディテールがななめにならないよう注意して。 |
|
[23] |
写真をとりわすれたため完成後のものですがヘッドライトのくぼみ内側はアクセントカラーのモンザレッドで筆塗りしています。 |
|
[24]
|
ヘッドライトを、裏から接着します。ダメ押しで瞬間接着剤も使用し完全固着させます。 このあと切り離して、ピンク部位へクリアーを筆塗りします。 |
|
[25] |
ヘッドライトを接着します。奥までささらず中途でひっかかった場合はヘッドライト側を削ってフィットさせます。 |
|
[26]
|
ルームミラーは鏡面をクロームシルバーで塗装、ボディの内側に接着します。角度は水平ではなく運転席に向けた状態で。 |
|
[27] |
クリアパーツのフロントガラスをボディへ接着します。銀縁になっているので、クロームシルバーで塗装してから、接着します。 |
|
[28] |
横の窓。三角窓の部分と後部座席の窓も銀縁なのでクロームシルバーで塗装します。 その後ボディへ接着します。 |
|
[29] |
インパネはアクセントカラーとしてピンクの塗装があります。 下地にガイアカラーのホワイトを塗り、上から水性ホビーカラーのピンクに少し赤をまぜた調合色を塗りました。 ステアリングコラムも接着します。 |
|
[30]
|
ホーンボタンの位置に白い四角い部位がありました。実車をみる限りではここには白背景にSUBARUの文字があるようです。 |
|
[31]
|
ステアリングホイールを接着します。これでインパネまわりが出来上がりました。 |
|
[32]
|
ボディにインパネを接着・固定させます。瞬間接着剤でダメ押し塗布して固着させます。 |
|
[33]
|
ドア内張りを仕上げます。ここにもアクセントカラーのピンク塗り分けがありました。 ドア内側もボディへ接着です。 |
|
[34] |
ボディの中側はこんなふうになります。 |
|
[35]
|
ワイパーは、冒頭に解説しましたがそのまま接着では向きがぜんぜん違います。 |
|
[36]
|
アーム部を途中から分離して、向きを適切な位置にかえて、再接着、という荒業をせねばなりませんでした。 |
|
[37]
|
テールマーカーレンズを接着します。 マーカーレンズはランナーについている状態のまま塗装します。でないと小さすぎてやりにくすぎる。 土台部はクロームシルバー、全体はエナメルカラー・クリアーレッドを塗りました。 接着時には左右間違いのほか角度、上下間違いも注意が必要です。 |
|
[38]
|
フロントターンシグナル。ここもランナーについている状態でクリアーオレンジと、土台部をクロームシルバーで塗装、 それから貼り付けます。 フェンダーにも接着パーツあります。 |
|
[39]
|
この段階で、フロントフードを接着します。 |
|
[40]
|
リアボンネットフード。スバル360はリアエンジン。通気孔スリットにはスミ入れ、銀の枠はデカールを貼っています。ヒンジはクロームシルバーで塗装。 ナンバープレートにはメカドックのロゴデカールを貼って、それから接着。 |
|
[41] |
ボディに接着します。 |
|
[42] |
ここまできたら、シャーシと接合です。例によってボディの左右のはさみ押さえ込みでシャーシを固定する仕組みです。 |
|
[43]
|
そしてルーフとリアガラスを接着します。 ルーフはボディ同色にて塗装が必要でした。 先述した通りそのためだけにボディ塗装をし直すのも色を混ぜ合わせ近似色をつくるのも面倒なので、 アクセントカラーのモンザレッドでエアブラシ塗装をいたしました。 リアガラスの銀縁は最初デカールを貼ろうとしました。しかしなかなか位置決めが難しくズレ、ひずみ、しわが消えなかったのであきらめて塗装に変更です。 |
|
[44] |
フェンダーミラーの取り付け。位置、向き、高さなど左右のバランスもとりつつ接着します。 |
|
[45] |
ドアハンドルを接着します。 |
|
[46]
|
前後のバンパーを接着します。 |
完成 1/24 スバル360 よろしくメカドック カラー
|
|















































































