改良点・塗装について
モノアイレールの切り取りには、気をつけねばならない箇所があります。(後述しています)
筆塗りではありますが、全部塗装しています。
デザインが変わるような大掛かりな改造は施していません。
頭部の一部の合わせ目については、動力パイプが邪魔をして消せない部分がありました。
ここは動力パイプを後ハメ加工することにて対処しました。
●塗装について
パネルライン(=パーツに形成された装甲のつなぎ目みたいなスジ線を指します)へのスミ入れ は、超極細ペンのコピックマーカー0.02(文具店で入手)と、ハケ付きエナメルカラースミ入れ用 を両方使用。
エナメルカラー(上)、コピックマーカー(下)その他の必須工具
- ニッパー
- タミヤセメント(合わせ目消し用)
- 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
- ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
- 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)
今回はこのガイドの指示通りの色で塗っておりませんのでご了承くださいませ
製作開始 作り方手順 徹底解説 (HGUC 量産型ザクII)
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HGUC 1/144 量産型ザクII 頭部の作り方・製作手順 の 解説です |
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① |
頭部の組み立ては、モノアイシールドから。 モノアイシールドパーツは、ちょっとゲート部分(ランナーにくっついている部分)が変わってて、説明書にも切り方の解説が載ってあります。それを参考にすれば難なくきりとれると思います。 その手順通りに切り離します。まずは、3ヶ所ともおおまかにざっくり切り離します。 |
② |
残りを水平に切り、あとはペーパーがけをして仕上げます。 ランナーにくっついていなかったでっぱりが1ヶ所ありますがこれをまちがって切ってはなりません。 |
③ |
写真がピンぼけになってすみません。 モノアイシールドは周囲をつや消しブラックで塗装します。 |
④
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モノアイのシールを貼ります。 貼る位置は、 切らずに残してあったでっぱりの反対側に。 目印となる線が刻まれていますのでそれを参考にするとうまくいきます。 |
⑤ |
次に、これは、ザク頭のパーツ。 組み立ての前に、裏面や、跡でだと塗りにくそうな箇所、写真の部分をザク本体色で先に塗装します。 |
⑥ |
モノアイパーツを頭にはめこみます。これは左右に稼働します。 |
⑦
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次に帽子をかぶせるように頭パーツを貼り合わせるんだけど、 ここでちょっと、ストップです。 説明書では、動力パイプを間にはさんで、頭部を貼り合わせる手順になっていますが、その通りに組み立てると、頭の接合面(合わせ目)が、パイプが邪魔をして、ものすごく消しにくいんです。 なので、あとハメ加工をします。 つまり、先に頭部を仕上げてしまって、あとからパイプを差し込む手順をとります。 では、パイプの後ろ側の接点、ここのでっぱりを、ばっつりきっちゃいます。 |
⑧ |
・・・・というわけなので、説明書を無視して、頭部は先にくっつけちゃいます。合わせ目も消して、塗装もすませてしまいます。 |
⑨ |
モノアイの位置を調節する場合は、綿棒みたいなやわらかいもので動かすとよいでしょう。 |
⑩ |
・・・そして、塗装します。 |
⑪ |
あとにとっておいた動力パイプは、組み立ての前に塗装しておきます。 パイプの隙間のスミ入れはめんどくて手間かかります。この写真のスミ入れ状態はこれから仕上げにとりかかるという段階なのででめちゃはみだしまくってますがあとで仕上げました。 |
⑫ |
動力パイプをさしこみます。 まず鼻先側から。ここはあとハメ部分ではありません。 |
⑬ |
そして反対側を、差し込む。 ここがさっき、あとハメのためにパッツリ切った部分。 差し込んだあと、すっぽぬけないよう、ちょっとだけでっぱりを残しておくのがベターでしょう・・・。 |
⑭ |
ラストは、鼻先。 フーッて、空気がでたりするとこ。 先に塗装&スミ入れ。 |
⑮ |
頭パーツにさしこむ、これだけ。 |
⑯ |
これで頭パーツが完成しました。 |
⑰ |
胴体にくっつけます。かちっと差し込むだけです。 |
次のページでは、腕部の組み立てを全掲載・解説します。 |